デートに誘う時に『その日、その後用事ある?』と聞いてくる男性っていますよね。
こうやって言われると『何かあるの?』と期待したり、『なんでそんなことを聞くの?』と疑ったりもするのでは?
この『その後用事ある?』という聞き方、もちろんサプライズを用意しているとかもあり得ますが、その場合、それなりに交際期間が長いとか、『実はこんな理由で~』と伝えることが殆どです。
従って、まだ日が浅い関係で、理由については『特に意味はない。念のため確認しただけ』とかこんな感じだったら、一般的には悪い意味の可能性が高いです。
以下では、デートに誘う際に『その後用事ある?』と聞いてくる男性の心理を紹介します。
なぜ男は事前にその日の予定を確認したいのか?
男性心理をチェックしましょう。
デート後に予定を入れられるのが嫌い
一般的に男は、デート後に予定を入れられるのが嫌いなんです。
というのも、やはり一日空けてくれた方が本気だと感じられますし、デートをする前から『その日は22時には自宅に戻らないといけない』とか『翌日早いからあまり遅くなれない』と言われてしまうと、『自分とのデートはそんなに乗り気じゃないのかな…』と思えて気分が萎えるのです。
女性もデートをする時には『どれだけ本気か』をチェックするのでは?
例えば、『平日に3時間程度しか時間を作らない男』だったらちょっと不満じゃないですか?
しかも、そういう関係なのに体はしっかり求めてきたら『遊ばれてる?』と疑ってしまうのでは?
この辺は男も同じで、『デートはOKしてくれたけど、当日に予定ありか…』と思ったり、『ならば、悪いから他の日を提案しようかな』と考えたりもします。
こんな風に、その後用事があると本気じゃなく感じられてしまうため、だから事前に確認したりする人もいます。
上手くいったら一線を越えたい
それに男は、デートをするのならば『上手くいったら一線を越えたい』と常に思っています。
これは別に体目当てとかではなく、良い雰囲気になったら自然な流れで関係を持ちたいと考えているのです。
男は体から始まる真剣交際も全然アリですし、むしろせっかく良いムードになったのに、『まだ初デートだからそういうのは止めておこう』とブレーキをかけるとそこで気持ちが冷めてしまうこともあるので、そんなこともあり『デート当日の予定』が気になるのです。
なので、『デートの日は夜用事があるから早めに帰る』とか言われると、『それだといい感じになっても何もできないな』と分かるため、そこで気持ちが冷めてきます。
もちろん一般的には、『じゃあデート中止』とはなりません。
ここは非常に重要な部分で、『用事があるならデート中止』と言う男は高確率で体目当てです。
やはり、することしか考えていませんからね^^
真剣ならば、『その日はできないだろうけど会えるなら会っておきたい』と考えますから、一般的にはデートの後に用事があっても問題ないですよ。
奢らせておいて予定があると言い出す女も実際にいる
ちょっと番外編になりますが、男が事前に『その後用事ある?』と確認する背景には、『初めから奢り目当ての女』もいるからです。
簡単に言うと、『奢ってほしいけど下心は鬱陶しい』そのための逃げ口実として、『今日は用事あるから』というものです。
男としても、女性と食事をした後に『今日はこの後用事あるから』と言われてしまったら、『ちょっとだけ寄って行かない?』とか言えませんからね。
まあ本当に用事があるのならば仕方がない訳ですが、それでも、食事の会計が済んだ途端『じゃあ、私この後用事あるから』と淡々と言いだす女には、さすがに男もイラっとしますよ。
それだと分かりやすく『奢り目当て』ですからね。
こういう一方的な女も実際にいるので、その対策として『その日、その後用事ある?』と聞く男性もいます。
例えば、奢り目当てにされた直後とか、女性関係で神経質になっているとかならば全然こういう意味で聞くと思われます。
もちろん真面な女性としては、こんな理由で聞かれたら不快極まりないでしょうけどね。
自分がそういう女だと思われたり疑われるなんて、その時点で『この人とのデートなんて無理』と思いますよね。
なので男も『奢り目当てにする女もいるからさ』とは言いません。
一方で、『なんでその後の予定なんて聞くの?』と問われたらしどろもどろになったりもするので、その辺で本音を探ってみるといいかもです。
男がデートする目的はひとつ
全体を通し言えるのは、男がデートをする目的は、良くも悪くも『関係を持ちたい』という願望一つなんです。
真剣でも体目当てでも、デートをする以上そこが最初の目標ですから、初めからその気がないとか、その日はチャンスがないとなれば方針転換する男性もいます。
そんなこともあり、用心深いとか時間を無駄にしたくない男ならば事前に『その後用事ある?』と聞くかもしれません。
一方で女性としては、『当日できないならデートしたくない』こんな心理状態の男とはむしろデートしたくないですよね。
なので聞かれた時には、『そういうつもりの男かもしれない』と疑ってみるのも一つですし、信用できない時には断るのもアリだと思います。
ただし、サプライズ的なものを考えている可能性も捨てきれないので、当日の食事後などにやっぱり下心を出してきたら、『体調が悪くなったから帰る』と振り切るとか、こんな判断も良いかもですね。
男としては、体調が悪いと言われたら『どこかで休む?』と提案はするものの、それを断られたら帰すしかないありません。
いずれにせよ、事前に当日の予定を聞かれるようならば、このくらい考えておくと対策ができるでしょう。
事前に確認する男はモテないしゆとりがない
ちなみに、『関係が持てなそうならデートしたくない』こういうのはモテないタイプに多いはずです。
そもそもイケメンとかモテる男はこんな対策をしませんし、『事前に用事の確認をするべき』と感じる機会もありません。
モテないからこそ、女性関係で悔しい経験をしたり自分にゆとりがないのです。
なので、『モテそうかどうか』というのも事前に見極めるポイントです。
偏見になってしまいますが、印象的に『この人ちょっと違うな』と感じた人はたいていの場合何かあるように思います。
明るく装っていても実は超暗いことを考えているとか、いつも笑顔で良いことばかり言っていても陰ではネガティブなど、直感を信じて判断するのも一つの方法です。
特に、男は女の前では格好つけたり気に入られようとします。
そのため、一時的には『いい男』に見えるものです。
しかしながら、本性は全く別のところにあったりもするので、今回のようなちょっとしたきっかけからでも心理を見抜けると、事前にブレーキをかけられるかもしれませんね。
本気の相手には当日の予定を事前に伝えるべき
ただしこの、『当日、その後用事ある?』という質問、本気で考えている男性にされたらしっかり返答した方がいいですよ。
ないなら『なし』でOKです。
一方である場合、『用事があって9時には帰宅したいです』とかこれだけだと少々足りないです。
これだと今まで書いてきた通りで、『この女性は自分に本気じゃない』という印象を与えてしまうためマイナスになってしまいます。
なので、『実は、当日は○○の用事があって9時には帰らないといけません。それでも大丈夫ですか?私は良いのですが、〇日や〇日ならば予定がないので、良かったらそちらも検討して頂けると嬉しいです』とか、こんな感じで送れると好印象です。
ポイントとしては、『その日でもOKだけど、他の日なら一日空いている』と代替案も提示することです。
例えば、
男性『先日話した食事の件ですが、金曜日はどうですか?』
あなた『大丈夫ですが、用事があり9時には帰らないといけません。〇日なら一日空いてます』
とかこんな感じです。
このように、本気の相手には聞かれる前に自分から詳細に伝え、さらに都合の良い日を提案した方がより真剣だと思われる訳です。
以前、お互いに真剣に付き合っていた相手がいましたが、その女性は、デート終盤になってから『今日はこれから用事があるの』と言うタイプでした。
別に奢り目当てとかじゃないと分かっているんですけど、こっちにも段取りがあるんですよね^^
一方で他の彼女の例を挙げると、その人は『○日は○○の用があって~』と必ず伝える人でした。
どちらの方が良いとかそういうことではないですが、助かるのは後者です。
なので、真剣な男性には勘違いされないためにも、また負担にさせないためにもしっかり予定を伝えましょう。
その方がきっと楽しいデートになります。
最後に
その後用事ある?と聞く男性心理について書いてきました。
こんな何気ない一言にも色々含まれていますので、深読みしてみると『男の目的』が見えてきますよ。
とはいえ、あんまり探り過ぎると疲れちゃいますけどね。
どんな男でもデートしたい目的は一つなので、分からない時にはそこに結びつけて考えてみましょう。