彼氏が突然、『距離を置こう』と言い出すことってありますよね。
これって恋愛ではたまにあるセリフですが、気になるのは彼氏の真意や本音ではないでしょうか?
単純に『最近喧嘩ばかりだから』『すれ違いが多く上手くいっていない』などならば、距離を置こうという提案も分からなくないかもしれません。
しかしながら、『何となく違和感があるな』と感じることってありませんか?
つまり『以前までならば、喧嘩ばかりでも距離を置くなんて嫌がっていたのに…』とか、『彼氏の性格から、この判断をするとは思えない』など、直感的に感じることもあるでしょう。
男が、距離を置くと言いだした時には、『単純な気持ちの再確認』だけではないこともあります。
つまり、それ以外の目的があって言っている訳です。
この記事では、そんな彼氏の『距離を置こう』発言の裏に隠れた心理について書いていきます。
彼女の立場ならば、最も気になるのは浮気心ですよね?
それについても解説していきます。
他に気になる女性がいる可能性アリ
距離を置こうと言い出したら、他に気になる女性がいる可能性もあります。
もちろん絶対そうとは限りませんが、一方で『他に気になる女がいるが結果次第ではあなたと継続したい』『でもこのまま進むと浮気になるため、一旦別れたことにするべく距離を置く』とこんな風に考える訳です。
要するに、後で責められないためにも『距離を置く』訳です。
一度離れてしまえば、『浮気した』と責められませんし、そもそも一旦は別れたことになりますから浮気ではない訳です。
これが狙いで、『距離を置く』という表現を使う人は、男にも女にも多い印象です。
こうして文章にしてみると、『距離を置く』ってなんとも便利というかずるいというか、言う側言われる側、どちらの立場で考えるかによって全く心情が変わりますよね。
事実私も、以前交際していた彼女に言われたことがあります。
でもその時は即時却下をした訳ですが、理由は、その彼女、飛んでもない寂しがり屋だったからです。
寂しがり屋で、いつもは自分の口から『別れる』なんて絶対に言わないのに、なぜか『距離を置こうか…』と言い出したので、これって他に目的がありますよね。
こんな風に、人によっては『他を試してみたくなった時に使うセリフ』が距離を置くなのかなといった印象ですし、実際にその期間中にその他を経験する人が多いようですよ。
ですから、もし彼氏に距離を置こうと言われたら、『他の女に興味を持っている』と疑った方がいいかもしれません。
そして、それを追求してみるのもアリかもですね。
図星だった場合、要するに単なる浮気心なので責めていいでしょうし、『女ではない』と言うのなら、『距離を置く必要なんてない』と主張するのもいいかもしれません。
この交際での距離を置くという措置、パートナーに提案された時には基本拒否した方がいいように思います。
自分もちょうどそう思っていたのならばOKでしょうけど、そうではない場合、単純に自分だけが苦しみ、その期間中にパートナーは次への可能性を模索する訳です。
ですから、一般的には提案されても拒み、自分に良い人が見つかった時にこそ『距離を置いてみない?』と言ってみるのがいいかもしれませんね。
距離を置く発言をした時はどんな段階?
ちなみに、彼氏が距離を置こうと提案した時は、候補の女とどんな段階なのか?が気になりますよね。
一般的には、
・いい感じでこれからデートができそう
・既にデートしていて後は体の関係だけ
のどちらかです。
従って厳密に言えば既に心の浮気をしている訳ですが、彼氏としては『まだ一線は超えていないからセーフ』と思っている可能性があります。
彼氏としては目の前にチャンスが舞い込んできているので、心理的にも舞い上がっているのです。
そのため『これこそ運命の出会いだ!』とか思っている可能性もあるのですが、一方で長年一緒にいる彼女のことも気になっています。
だからこそ距離を置き、自分の気持ちを確かめたい訳です。
こんな風に、彼氏側にも葛藤があることは確かですが、それでも『距離を置く』を受け入れたら我慢したり苦しむのはあなたです。
ですから慎重な判断をした方がいいですよ。
それにこの状況、誠実な男ならば『距離を置く』ではなく『別れてくれ』と言ってきます。
まあこれも辛いでしょうけどね、それでも、この点で考えても自己中心的な考え方であることが分かるので、こんな提案をされたら『どうせ女でしょ』と冷酷に言ってやるのがいいかもしれません。
距離を置こうと言われた場合、事実上は終わり
ちなみにですが、距離を置こうと言われたら事実上は終わりです。
つまり『別れよう』と言われたことと何ら変わりありません。
恋愛経験がない人の場合、ちょっと分かり辛い表現に聞こえるかもしれせんけどね。
要するに、『一旦別れるけど、もしかしたら戻ってくるからその時は宜しくね』という意味です。
つまり、ここでもずるさが隠れている訳です。
例えば『距離を置こう』と彼氏が提案しそれを受け入れるとしますよね。
そしたら1ヶ月後くらいに、『やっぱりお前がいいから再開したい』と言ってきたとします。
この場合彼氏の主張は『距離を置いていただけで別れていた訳ではない』となります。
一方で、彼氏が新しい女と上手くいった場合には、そのままあなたには連絡をせず『距離を置こうと伝えた日に既に終了した』と判断します。
これだけでもズルい考え方な訳ですが、『やっぱりお前と再開したい』と言い出し、『今さら無理』と拒否された場合には『もう他の男作ったんだな、お前最低だな』となる訳です。
このように、『全て自分の都合でしかない』これが前提なのが距離を置くという提案です。
従って浮気してみて『やっぱり元カノだ』と感じ戻った時に、『今さら無理』と言われようものならば、『自分が振られたことにして相手を悪者にする』とこんな魂胆です。
この点からも、相手が提案した時には受け入れない方がいいと言えますし、『どうしても』と言われたのならば『だったら中途半端にしないでちゃんと私を振って』ときっぱり伝えた方がいいです。
こういう時の男性心理は、『悪者にはなりたくない』『とにかく自分が得をしたい』と考えています。
距離を置くならば形も曖昧になりますからどちらが悪いとも判断が難しくなります。
それが狙いだったりもしますから、言葉をそのまま受け止めず、自分が不利にならない選択を心がけましょう。
距離を置くは使うべきではない?
この距離を置く発言ですが、性別に関わらず個人的には使わない方がいいように思います。
やはり、『何か企んでいるのでは?』『浮気したいのかな?』と思えてしまう部分があるため避けた方がいいかもしれません。
従って単純に喧嘩が絶えないようならば、『しばらく会わない方がいい』くらいが良いかもですね。
実際に上手くいっていない時には、敢えて会わないようにして時間を置くことで多くが見えることは多々ありますからこれは良い判断です。
何よりこの言い方ならば、その期間中に浮気をしたら完全に浮気ですから、そういうこともやり辛くなるでしょう。
一方の距離を置くという発言は、誤解を招いたり個人によって解釈が異なる部分もありますので、避けた方が無難です。
交際をするのなら、『パートナーに不信感を与えないこと』がとても大切なはずなので、その点でも紛らわしい表現は極力避けて、楽しい交際をするべきですよね。
最後に
パートナーがいても他に気になる人ができてしまうことは仕方がないと思います。
でも、誠実であることは大切ですよね。
そういう意味でも、相手を騙すような言い方は良くないでしょう。
自分を最優先にする人も多いですが、そういう人は幸せになれないのかといった印象です。
相手を思いやる気持ちがあれば自己中心的にはならないはずなので、どんな時でもそれを心がけたいものですね。
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