好きな人を忘れられない時って『早く忘れて次の恋に進みたい』と思いますよね。
そのままの状態でいると時間ばかりが過ぎてしまいますし、何より日々辛く苦しいでしょう。
なので『とにかく早く忘れたい』と思うはずです。
しかしながら、好きな人を忘れられない時には無理に忘れようとしない方がいいですよ。
詳しくは後述しますが、それだと余計に忘れられなくなります。
なので前に進むためには『敢えて忘れようとしない』これが大切です。
従ってこの記事では、好きな人を忘れられない時に前に進む方法について、『敢えて忘れようとしないこと』を前提に書いていきます。
恋愛って原則的には止まらない方がいいので、今は飛んでもなく辛くその好きな人のことしか考えられないでしょうけど、強引にでも前に進むようにしましょうね。
忘れられないなら忘れようとしない
『好きな人を忘れられないなら忘れようとしないべき』これが大切な理由について書きます。
忘れられない時に無理に忘れようとすると、その分好きな人のことを考える時間が増えますよね。
つまり、思考が好きな人で一杯になってしまうということです。
そもそも『忘れなきゃいけないんだ』と思い込んでいる時点で頭の中は一杯で、結局は、
『自分の何がいけなかったのか？』
『もしかしたらあの時のあのセリフが…』
『あれさえなければ上手くいっていたかも』
『だとしたら、まだ可能性ある…？』
といったように、期待や絶望の繰り返しとなりその分忘れられなくなる訳です。
これだと、むしろ気持ちが膨らむ一方になります。
そもそも、一度育った感情なんて簡単に消すことはできませんから、こういう時には意識的に忘れようとするのは避けるべきです。
従って、『別に忘れないでいいんだ』と思ってみましょう。
今は本当に苦しいと思いますが、その気持ちのままでＯＫです。
その上で、前に進むことを考えた方が結果的には幸せになれます。
・自分の感情に逆らおうとしないこと
・好きなままでいてＯＫ
前に進む方法
ここからは、好きな人を忘れられない時に前に進む方法です。
忘れられないままでいいから新しい出会いを作る
『忘れられないままでいいから新しい出会いを作る』前に進むためにはこれが大切です。
気分的に、出会いとかそういう感じじゃないとは思いますが、それでも積極的になった方がいいです。
別に恋愛や交際をする必要はないので、こういう時にはとにかく異性と関わるようにしましょう。
また関わっている時も、『ずっと好きな人のことばかり考えしまう』という状態でも全然ＯＫです。
重要なのは行動することで、感情の切替はまだ望まなくて良いです。
ですから、合コン・紹介・飲み会・街コン・出会い系、何でもいいので関われる機会を作りましょう。
今の状態ならば、どこで誰と出会っても『違うな』と感じるでしょうけど、その繰り返しでＯＫです。
ここでのポイントは『異性と関わり続ける』ということです。
好きな人がいてそれを忘れられないからという理由で異性との関わりを断ってしまうと、恋愛そのものができなくなるリスクがあります。
そうなってしまうと、今回の失恋をきっかけに恋愛しない人生になってしまうので、それを避けるためにも関わり続けることは必須です。
ポイント
・気分が乗らなくても退屈な時間でもとにかく異性と関わろう
自分に真剣になってくれる人を見つける
出会いを継続していると、あなたに真剣になってくれる人が必ず現れます。
あなたがどんなに断っても、また気分が乗らなくても『優しく丁寧に、根気良く誘い続けてくれる男性』が絶対に現れます。
好きな人への気持ちが消えていない場合、そういう人の存在は重かったり苦しく感じるかもしれません。
しかし、忘れられない時にはこんな存在こそ必要なので、現れたら離さないようにしましょう。
そして気分が乗らなくても、『デートくらいならいいかな』と思えるようならば受けてみるべきです。
このような第一歩が忘れられない時には本当に大切です。
例えば、『好きな人のことが忘れられない』と相手に伝えた上で、それでもいいというのならばデートしてみるとかこんなのもありですよね。
あなたのことを考えてくれる男性ならばデートも不快なものにはならないはずです。
もちろん、自分がつまらなかったら時間の無駄になる可能性もありますが、一方で前に進むためのチャンスとも言えるので、こんな人が現れた時には逃さない方がいいですよ。
好きな人を忘れられない時に前に進めるかどうか、これって要するに『自分が変われるか』という状態です。
そして変わるためにはどうしても異性の力が必要なので、あなたに根気良く向き合ってくれる人ならば、積極的になった方がいい訳です。
ポイント
・前に進むためには一歩踏み出すしかない
誰かを踏み台にする気持ちを持つ
酷い言い方に聞こえるかもしれませんが、こういう時には誰かを踏み台にするべきです。
というのも、あなたが忘れられないその好きな人も、もしかしたら『あなたを踏み台にして勇気や自信を得た』かもしれない訳です。
少なくとも誰かに愛されると人は変わりますし何らかの影響を受けます。
例えば『女性に思われたことによって自信を持ち、そこからモテ始めた』とかこんな男性もいます。
なので、自分に苦しいことがあったのならば、誰かの力を借りることでその状態から脱する気持ちを持たなければなりません。
そうしないと、いつまでも好きな人のことが忘れられないですし、このまま恋愛しない人生になる可能性だってあります。
ですから、あなたに根気良くアプローチしてくれる男性が現れたら『申し訳ない』なんて思わずに利用しましょう。
結果的に交際に至らなくても、あなたが好きな人を振りきれて前向きになれればそれでいいのです。
何より『何度もデートを重ねた結果お断りをする』というのは、別にいけないことではないですよね。
またデートの目的が『前に進むため』『自信を取り戻すため』であり、端から交際する気なんてなかったとしてもそれは仕方がないことでしょう。
『誠実ではない』と思うかもしれませんが、ちゃんとお断りをすればいいことです。
気持ちに応えられない理由が何かまでは、本音を語る必要はありませんので、自分が前に進むためにも誰かを踏み台にしましょう。
・忘れられないままでいいから新しい出会いを作る
・自分に真剣になってくれる人を見つける
・誰かを踏み台にする気持ちを持つ
忘れられない時こそ恋愛を止めないこと
好きな人を忘れられない時のポイントは『恋愛を止めないこと』です。
何度も書いているように、止めてしまうと後で大きく後悔する可能性があります。
もちろんこのまま塞ぎ込んで恋愛しない生き方をしても、時間が経てば感情は薄れていきます。
そしていずれ、好きな人の顔さえ思い出せないくらいに記憶も曖昧になります。
でもそれでは、何だか悲しくないですか？
理想は『新しい記憶で塗り替えること』でしょう。
苦しい時って、『次の行動をしたか』『そのまま終わりにしたか』によって記憶の形成が変わるように思います。
次の行動をした場合には過去が良い記憶になりますが、そこで止めた場合には辛い過去となり一生付きまといます。
なので、忘れられない時こそ恋愛を止めないようにしましょう。
そうすれば、今の苦しい感情も、数年後には良い想い出に変わっています。
好きな人が特別だと思わないこと
好きな人が特別だと思わないこと、これも大切ですよ。
『あの人はこれまで出会ってきた男性とは違う』『特別な存在だったしもうあんな人とは出会えない』と思うかもしれません。
確かに今はそう思うはずです。
でも、また他に好きな人ができたらそちらが確実に特別になります。
なので、『彼しかいない』という考え方は強引にでいいので捨ててみましょう。
このような自己否定も、忘れられない時には有効です。
黙っていても好きな人は忘れられない
最終的に言えるのは、黙っていても好きな人は忘れられないということです。
正確に言うと、行動しないと時間がかかり過ぎます。
何の出会いもなくそのまま過ごしたら、5年・10年は当たり前のように忘れられないこともありますし、その期間中恋愛しないなんてあり得ないと思いませんか？
ですから、上述したように必ず行動しましょうね。
どんなに気が乗らなくても取りあえず出会いを作りましょう。
そして、あなたに積極的になってくれる人が現れたら前向きになってみましょう。
さらに、その人を踏み台にして自信を取り戻すことです。
そうすれば『また恋愛するのもいいな』と思えるようになりますし、自然に好きな人への感情も消えています。
どんなに悩んだり止まったりしても、人生の時間は待ってくれないので1日1日を大切に過ごしましょうね。
最後に
『忘れるためには踏み台にすべし』と書きましたが、実は私は『されたこと・したこと』どちらもあります。
踏み台にしたなんて印象最悪かもしれませんが、そういう経験もあって情報として提供しているつもりです^^
それに、人間関係によって受けた衝撃って、ある程度は誰かに協力してもらわないと復活できない部分があると思います。
なので、『立ち直る』『前に進むため』こんな目的でデートするなんて悪いかな？なんて思わずに、力になってもらった方がいいですよ。
今は、前に進むことだけを考えましょう。