『1年以上交際しているのに合鍵をくれない』
『合鍵が欲しいと言っても絶対にくれない。』
など、こういうことがあると彼女の立場としては疑問や不満を抱くのでは?
そもそも、それなりの期間交際していたら、『合鍵くらいくれてもいいのでは?』と思いますよね。
何より、頑なに合鍵を拒まれると、
『遊ばれているのでは?』
『他に女がいるのでは?』
と疑ってしまうこともあるのでは?
従ってこの記事では、合鍵をくれない彼氏の心理を紹介します。
女性にとって『彼氏から合鍵を渡される』というのは一つの到達点なのかもしれません。
一方で男性側の心理としては、合鍵を渡すというのはそれなりに複雑だったりするので、その辺を書いていきます。
合鍵をくれない彼氏の心理
プライベートを確保したい
合鍵をくれない彼氏の心理、まず言えるのは『プライベートを確保したい』ということですね。
というのも合鍵を渡した場合、ある意味では『24時間プライベートがなくなる』訳ですよね。
いつ彼女が訪ねてくるかも分かりませんし、しかも勝手に入れてしまう訳です。
これって、一人暮らしを満喫していたり、そもそも人間関係がそこまで好きじゃない人の場合地獄であり恐怖です。
もちろん『彼女のことがそこまで好きじゃない』とかそういう訳ではないです。
しかし一方で、『一人の時間も大切だ』と考える男性は多いです。
なので合鍵を渡してしまうと『いつ来るか分からない』というストレスに襲われるため、だからくれないということは全然あり得ます。
何より男性は、女性ほど『寂しい』という感情がありません。
そのため、一人でいても全然平気なのです。
女性の場合、『一人だと不安だし寂しいから、彼氏のところに行きたい』とかこんな心理になるかもしれません。
しかし男性は、『今日は一人だ!何しようかな』とかむしろ気持ちが高まったりもします。
このように、プライベートを確保したいから合鍵を渡さないという人もいます。
なのでこういう彼氏の場合には、尊重してあげた方がいいかもですね。
そこまでの関係を望んでいない
『合鍵をくれないのはそこまでの関係を望んでいないから』これもあります。
合鍵を渡した場合、当然距離が近くなりますし、半同棲みたいな関係にもなりますよね。
結論から言うと『そこまでにはなりたくない』ということです。
理由としては結婚を考えていないか、もしくは、『考えていても、結婚するまでは適度な距離を保ちたい』とかですね。
結婚を考えていない男性の場合、それなりに割り切った交際を望みますから合鍵をくれないのも納得がいきますよね。
それから、結婚するまでは適度な距離を保ちたい場合ですが、こちらは考えが古風・厳格な家庭で育った、性格がしっかりしているなどが考えられます。
というのも合鍵を渡すって、彼女の親に対しては誠実じゃないとも取れますよね。
結婚前に半同棲のような状態になることを嫌う親もいますから、そういうことに対する誠意だったりもする訳です。
真面目な男性の場合、それもあり合鍵をくれないとかも全然考えられます。
つまり、不誠実な行動はしたくない訳です。
とはいえ『ならば体の関係も持たないのか?』というとそうではない場合が殆どです。
しかしながら、『結婚前はちゃんと家を別々にするべき』とかこういう部分に拘る人もいるので、それもありくれない可能性もあります。
ですから、彼氏が真面目な人ならば疑い過ぎる必要はないかもです。
そこまで信用していない
『そこまで信用していないから』こういう心理もあります。
合鍵を渡すって実はもの凄く特殊なことですよね。
『他人が自由に出入りできる状態』になる訳ですから、通常の心理状態ならばやらないはずです。
つまりそれが彼女でも、冷静だったりやや冷めている人ならば『合鍵を渡す?ないでしょ』と判断する訳です。
実際に、恋人に現金を奪われたとかこういう事件も多いですからね。
このように、『それが恋人でもそこまで信用できないから』という理由で渡さない人も多いです。
『ならばそういう彼氏の場合、結婚もあり得ないの?』と思うかもしれませんがそうでもないです。
というのも結婚は、法的な契約をしますし財産も共有になりますよね。
そのため結婚した時点でトラブルは激減します。
なので、『合鍵は渡せないけど結婚は全然考えている』とかこんな男性も多いです。
いずれにせよ、合鍵をくれない理由には『そこまで他人を信用できないから』というのもあります。
ちなみに、彼氏に信用されていないなんてショックかもしれませんが、こういう人は相手が誰でも信用しないため考え過ぎる必要はないですよ。
なので、『合鍵をくれない』ということだけで愛情を判断してしまわないように注意しましょう。
他に女がいるから渡せない
『他に女がいるから渡せない』残念ながら、こういう人もいますね。
合鍵どころか、家の場所さえ教えてくれない場合にはこの可能性が高いですし、家には入れてくるとしても合鍵をくれないとしたら、巧妙に複数の女と楽しんでいるとかもあり得ます。
なので、
『都合の良いことばかり言う』
『真剣な話ははぐらかされる』
とかこんな彼氏ならば、疑ってかかった方がいいかもですよ。
他にも女を作って楽しみたいという男は、基本的に面倒なことを避けたがりますから言動も適当になりがちです。
ですから、『どう考えても未来について考えているとは思えない』とかこういう感じならば、合鍵をくれないことを機に別れるのもありかもです。
いずれにせよ、他にも女がいたら合鍵なんて渡すはずがありません。
ですから逆に言うと、チャラそうな男でも合鍵をくれた場合には、意外と真剣とかもあり得ます。
遊ばれているとも限らない
合鍵をくれない場合、女性は『遊びだ』と思うかもしれませんが、これまで書いてきた通り男性にも様々な事情があります。
なので、遊びとは限らないため慎重になった方がいいでしょう。
一方で、先のことを真剣に考えているかというと難しい部分があります。
つまり、本気で未来を考えている相手ならば『一般的には渡すことが多い』ので、その点では『そこまで真剣ではない』とも言えます。
従って合鍵をくれない場合、彼氏の理由が何にせよ、あなたが今後の付き合いを真剣に考えた方がいいと言えます。
つまり『プライベートを確保したいから』と合鍵をくれなかったとしても、それをすんなり受け入れるのではなく、『ということは、このまま結婚もないかもしれない』とか先を読んだ方がいい訳です。
そもそも男は、女性ほど先を考えて恋愛していません。
要するに恋愛においては『今が楽しければいい』のが男性の発想です。
なので、それに合わせてしまうと女性が不幸になることが多いです。
その点からも『合鍵をくれない』というたった一つの事象でも見落とさず、この先の決断に結びつけるべきです。
時間は有限ですから、無駄なく行動しましょう。
基本的に貰うことは難しい
それから、合鍵をくれない彼氏からカギを貰うことは、原則難しいです。
というのもこれは『譲れない部分』であることが多いからです。
男性には『どうでもいいこと』と『絶対に譲れないこと』があります。
どうでもいいとは『何を食べる』『どこへ行く』とかこういうものです。
これらは、あまり自分の人生に関係がないため相手に合わせたりもします。
一方で合鍵のように、自分の生活に直結することは基本的に譲りません。
男性は生活リズムを大切にするので、それを崩されそうになったら強烈に反発する訳です。
なので、『どうすれば貰えるか』ということは考えない方がいいです。
それを考えるくらいなら、『合鍵をくれる男性』と付き合った方が早いかもですね。
いずれにせよ、くれない人から貰うことは至難の業なので、それは考えずあなたが変わりましょう。
最後に
合鍵をくれない彼氏の心理を書いてきました。
重要なのはカギをくれないことやその心理ではなく、『ならばどうするか?』というあなたの行動ですね。
はっきり言うと、相手の心理はどうでもいいのです。
それよりも、自分がどうしたいかです。
恋愛って最も他人に影響を受ける時間なので、悪い方に響かないように日々考えて行動しないとですね。