『別れた後に元彼が冷たい』
『態度が完全に急変した。』
とかこんなこともありますよね。
あなたとしては『今後も今まで通り関わりたい』『友達としてやっていきたい』と思っているのに、元彼はそういう感じではなく、むしろよそよそしいとか。
こういうことがあると『なんなの?』と苛立ってしまうのでは?
このような、『自分が振った元彼の態度が急変する』というのは女性としては気分の良いものではないでしょう。
女性の希望としては、『私が振ったとしても、関係性は今まで通りが良い』『色々相談したりもしたい』と思いますよね。
そして、振られたからといって態度が急変する男なんて『小さい』と思うでしょう。
確かにそうかもしれません。
ただし、冷たくなってしまう元彼側にも都合があるようです。
なのでこの記事では、別れた後に冷たくする男性心理を紹介します。
今元彼は、どんな気持ちになっていて態度が変わったのか?
その辺を感じ取れると、少し楽かもしれませんよ。
別れた後冷たくする男性心理
まだ気持ちの整理がついていない
『まだ気持ちの整理がついていないから冷たい』とか、こんな心理もあります。
どういうことかというと、『あなたからの別れ話は受け入れられても、気持ちはまだ残っている』ということです。
要するに、本当は別れたくなかった訳です。
一方で、『だから振られた腹いせに冷たい』とかではなく、むしろ『今まで通りに接するのが難しい』とかこんな心理状態ですね。
つまり元彼としては、若干混乱しているのです。
例えばあなたが、その後も今まで通り関わっているようならば、『自分はまだ気持ちがあるため』どう接していいのか分からないという状態に悩んでいます。
結果的にその態度を、あなたは『冷たい』と感じ取る訳です。
あなたとしては、『別れた後も今まで通りに楽しく関わりたい』と思って接していますよね。
そのため、元彼の態度が少しでも暗かったりぎこちなかったら『何?』と思う訳です。
一方で元カレとしては『自分はまだ整理がついていないのに、何で友達みたいな感じで接してくるんだろう?』と疑問に思っているかもしれません。
このように、どちらかに感情が残っていると、相手の態度にお互いに納得いかないことも多いです。
そして一般的には、振った側が気を遣うものなので、今の時点では『自分はどうしたい』などの要望は出さない方がいいのかもしれません。
交際中に我慢がたくさんあった
『交際中に我慢することがたくさんあった』これも、冷たくする理由としてよくあります。
例えば、元彼はあなたのことがかなり好きだったため、我がままや様々な要求にも無理して付き合ってきたとかこんな状況だったとしたら。
この場合、別れたことをきっかけに怒りが増して、『その後普通に関わるなんてできない』とかこういうこともあります。
要するに、元彼が心理的に『散々追いかけた挙句に振られた』という状況だと、別れた後はどうしても冷たくなったりします。
これって女性に置き換えると『遊ばれて捨てられた感覚』と似ています。
さすがにそんなことをされたら、その後も普通に親しく関わるなんて無理ですよね。
むしろ、
『何かやり返してやりたい。』
『相手の人生を破滅させたい』
と思うのでは?
男性の場合、そこまでは考えない人が殆どですが、とはいえ、『別れてからも親しく』とかそういう感じになれる人は極めて少ないです。
なのであなたが、元彼にかなり甘えていたとしたらこんな理由で態度が急変した可能性もあります。
そしてこの場合、『私は友達になりたい!』みたいな提案は、はっきり言えば火に油です。
元彼としては『コイツ、いい加減にしろよ』みたいな心理になります。
なので、交際当時元彼に散々甘えていて、その上であなたから別れたのならば冷たいのも仕方がないと思った方がいいかもです。
一方的に振られたと思っている
『一方的に振られたと思っていて、だから冷たい』こういうのもあります。
これはつまり、別れに納得していないということです。
例えば別れ話をした際に、彼の意見を耳にせず、一方的に自分の主張だけ伝え終わりにしたとかこんな感じだった場合、当然元彼としては不満が残ります。
あなただって、好きな彼氏から突然『別れることにしたから』とだけ言われ去っていかれたら『はあ?』と思いますよね。
男性も同じで、納得できないことがあった場合には、その後当然冷たくもしますし態度も急変します。
なので、もしあなたがそういう感じで振ったとしたらそれが原因かもですね。
恋愛って何より、別れ際が大切です。
つまり、その際にお互いに納得した形で終わりにしないと当然相手は不満です。
そのため、別れた後も関わりがある場合には態度が変わるのも無理はないです。
なので、露骨に一方的に振ってはいないとしても、『彼は別れに納得したか?』という部分はもう一度振り返ってみた方がいいですよ。
自分の都合だけで終わりにした場合、たいていモメるのが恋愛です。
ですから、どんなに大変な相手でも基本的には納得してもらえるよう考える、これが大切ですし、元彼に関しても、もう一度話し合ってみることも一つかもしれません。
態度が急変するのは納得してないから
基本的に、別れた後に態度が急変するのは納得していないからです。
交際を終了させることは受け入れられても、感情的には納得いかない部分があるからこそ冷たくなったりする訳です。
そもそも、振られたにもかかわらず、別れた後すぐに友達のようになれる人ってそうはいません。
いるとしたらそれは、『元彼もちゃんと次に進んでいる場合』です。
なので、『あなたが別れたいからとにかく別れた』とかこういう状況の場合、その後友達のように接することは基本的には難しいと思った方がいいかもです。
彼の希望は復縁の可能性もあり
ちなみに、元彼は復縁を望んでいる場合もあります。
つまりはまだ好きで、だからこそ『感情が出てしまっている』という状況です。
もう完全に吹っ切れていたら、元彼としても普通に接したりできるでしょうし、まして同じ職場だったりしたら周りの目もありますから今まで通りにしますよね。
でもそれができないということは、『やり直したい』と思っているとも言えます。
とはいえ、あなたにその気がないのならばそれについては考える必要はありません。
ただし注意したいのは『元彼にはそういう気持ちがあるかもしれない』という配慮は大切ということです。
つまり、『別れたからこれで万事解決』という感じで関わると、元彼としては『デリカシーがない奴だ』と思うかもしれません。
そうなると、さすがに冷たい対応をしたりもします。
なので、
『相手は復縁したいかもしれない』
『好きな気持ちが残っているかも』
など、こういう部分も考えて接してみるといいかもです。
今まで通りに接したいは我がままかも
厳しいことを言いますが、振った立場で『今まで通りに接したい』と考えることは我がままかもしれません。
振る側は確かに、交際関係だけを終わらせて友達のような状態に戻せるのが最も楽ですし都合も良いです。
ただし振られた側には様々な感情があります。
そのため、振った側からそういった提案をされると『無神経』と感じたりもします。
なので原則は、自分が振った場合、
『自分からは連絡をしない』
『自分からは話しかけない』
これが良いですね。
恋愛経験が少ないとか、反対に振られた経験がない場合にはこの意味が分からないかもしれません。
しかし、振った時に最も考えるべきことは『相手への配慮』です。
失恋した人はそれなりに傷つきますしかなり複雑な気持ちを抱えます。
そして、相手に対して未練があったりもします。
そのため、完全に忘れるために時間が必要なことが殆どです。
なので、元交際相手が『これからも友達でいようよ』とか提案するのはあまりにもデリカシーの無い行動です。
むしろ、別れた後に元彼が冷たいとかは普通のことなので、そういう感じならばそっとしておいてあげられるだけの感受性を持てるよう、人間心理に敏感になってみましょう。
最後に
別れた後に冷たくする男性心理を書いてきました。
あるデータによると、女性よりも男性の方が失恋を引きずるそうです^^
女性は女同士で元彼の悪口などを言ってスッキリするそうですが、男同士だとそういうのはないため長引くとか。
なので、そういうことからも振った時にはそっとしてあげてほしいですね。
ある程度やり辛くなるのは仕方がないことですが、とはいえあなたの気遣い次第では友達に戻れます。
なので、今は自己主張せず、元彼の傷が癒えるのをゆっくり待ってみましょう。