苦手な同僚がいると職場に行くのが苦痛になりますよね。
こちらは穏やかに仕事がしたいのに、自分の基準で『意識が低い!』『仕事してない!』とか言ってくる同僚だったら本当に疲れるでしょう。
職場の悩みも様々ありますが、同僚と上手くいかないことは上位にランクインすると思います。
何より職場って、性格や考え方が異なる人たちの集合体ですから、人それぞれ正解が違います。
例えば、『全員が緊張感をもって仕事すべき』と考えるタイプもいれば、『ゆとりを持ち助け合った方が会社に貢献する』と考える人もいます。
なので、この辺の基準が合わないと本当にぶつかりますし上手くいきません。
今回は、そんな同僚と上手くいかなかった時の対処法を書いていきます。
参考になれば嬉しいです。
割り切る
同僚とは上手くやりたいものですが、相手があまりにも攻撃的だったり挑発的ならば、割り切ってしまうのもアリです。
特に、自分の仕事論を押し付けてくるようなタイプならば『お前の考え方なんか聞いてないから』とだけ伝え、その後は極力関わらないようにするといいでしょう。
攻撃的なタイプって勢いだけはありますから、『その主張が正論である』かのようにこちらも錯覚してしまうかもしれません。
そのため、『自分が合わせなければならない』と思い込んでしまうこともありますが、勢いがあるからと言って正しいとは限りません。
むしろ、『自分がこうしたい』という欲を剥き出しにして人に押し付けるタイプは周りが見えていない場合も多いので、冷静になり理詰めで押し切れば黙ることもあります。
例えば、『お前の考えが会社に貢献する根拠は?』と聞くだけで、具体的な説明ができずに黙る場合も多いです。
本当に実力がある人間は強引に人を動かそうとはせず、『人がついていくもの』でしょう。
なので、同僚が攻撃的で上手くいかないのならば、割り切った対応を心がけたり黙らせるのは良い方法です。
同じ対応をする
『同僚の態度が素っ気なくて苦手』職場ではこんな悩みもありますよね。
仕事論を押し付けるわけではないが、『上手くやろうとしないタイプ』これもやり辛いはずです。
極端な例を挙げれば、『おはよう』と挨拶しても返ってこないとか、やたら上から目線とか職場も人間関係ですからこういうウザいのが豊富にあります。
そんな時には『同じ対応をする』のがやはり一番いいです。
というのもこういうのって、もちろん嫌がらせとしてやる人もいますが、ほとんどは『自分が相手を不快にさせている』と気づいていません。
・人の話を流している
・挨拶をしていない
・上から言っている
などは、同じ態度を取られ、自分が不愉快に感じ始めて気づく部分があります。
なので、『やられたら即やり返す』が実は一番効果的です。
やり返せない人って確実に舐められますから注意した方がいいですよ。
しかも、相手は『やってもいいものだ』と捉えて増々いい気になります。
なので、気に入らない態度があったら即やり返すことが大切です。
それが『対等』というものです。
仕事で勝つ
その同僚が仕事がデキる人で職場からの信頼も厚いならば、現状では何を言っても負け犬の遠吠えになります。
たとえどんな嫌味を言われていても、同僚は仕事がデキる人ならばそれが正論になるので仕方がありません。
なので、こういう時には絶対反論は辞めましょうね。
結果を出していないのに自己主張するのは惨めでしかないです。
こんな時には『仕事で勝つ』のが正解です。
しかもこれは良いチャンスです。
というのも、『自分よりも断然できる人間が挑発なり見下すなりしてくる』わけですよね。
つまり『相手にしてくる』のです。
一般的にデキる人間は、デキない人と関わったりはしません。
その相手が同僚でも『住む世界が違う』くらいの態度を取ります。
なので、そういう態度を取られずに『同じ世界の住人』として見られているのならばそれをバネに頑張りましょう。
今は上手くいかないことが苦しいかもしれませんが、『見返してやる』と強い気持ちが持てれば感じ方も変わってくるはずです。
あなたが同僚と楽しくやりたいとしても、相手がそうじゃないならやり方を変えるしかないでしょう。
この機会を逃すのは損失でしかないので、確実な結果を出して見返してやりましょう。
上司に相談する
同僚が非常識なタイプならば、思い切って上司に相談するのもアリです。
大人になっても精神は子供のままストップしている人も多いですからね。
そんな人相手に『上手くいかないな』と悩んでも仕方ありません。
例えば、仕事中に無駄なちょっかいを出してくるとか、異性ならば性的な目で見てくるなど、こういうのは迷惑行為でしかありませんよね。
このタイプの同僚を野放しにしていると自分が疲れるだけです。
仕事関連で挑発してくるとか、仕事に対する考え方が合わずに上手くいかないのならばまだしもです。
ですが、同僚が『ただの非常識な人間』だった場合には自分が相手にせず、上司という『会社そのもの』に対応してもらった方がいいです。
何よりこのタイプには悪意がありません。
つまり『人にちょっかいを出すこと』が普通なのです。
さらに、あなたはそれを受け入れられない性格です。
そして『その同僚』のことも嫌悪しているはずです。
ならば、取るべき対応は一つしかありません。
同僚としても、上司から注意されることで初めて自分が何をしているかに気づけます。
このくらいの対応が必要な場合もありますので、本当に迷惑な同僚ならば然るべき対処をしましょう。
仕事に集中しよう!
色々書いてきましたが、同僚と上手くいかなくても基本は仕事に集中するべきです。
それが気になって集中力を欠いてしまったら本末転倒なので、考え方としては『自分が仕事に集中するためにはどうするか』これに拘ることです。
そのためには同僚が邪魔ならば追い出せばいいし、利用すべきならばするべきだし、全ては『自分のための選択』を心がけるべきです。
最も良くないのは『同僚に気を遣ってしまうこと』です。
『いろいろ言われるのが嫌だから、我慢して気を遣っている』この関係はNGです。
これだと、相手に気持ちよく仕事をさせるだけで自分は何も得られません。
それどころか成果を挙げられず、職場での評価も落ちることになるため、結果的に会社を去るのはあなたになります。
なので、邪魔してくる人間は徹底的に排除した方がいいです。
上司に相談することを恥ずかしいと思わないべきです。
会社は『社員に働きやすい環境を提供すること』が義務ですから、誰かのせいで仕事がし辛いのならば言う権利があります。
『同僚と上手くいかない』こう感じている時には早めに対処しましょう。
そうしないと、体調を崩してしまう場合もあります。
『この仕事は好きなのに会社は辞めたい』こんな状態になったら辛いですよね。
人間は他人に振り回されやすいですから、十分に注意しましょう。
最後に
同僚と上手くいかない時には『面倒くさい』『まあいいや』と思わずにしっかり対処した方がいいですよ。
また、『自分が悪いのかも』なんて絶対に思ってはいけません。
何より、人にいちいち絡んでくる奴がおかしいので、そういう人間は排除しましょう。
『人間関係さえなければもっと仕事がはかどる』と感じていませんか?
その場合、独立するか現状を変えるかしかないです。
でも、独立には大きなリスクも伴うので、人間関係の改善って大切です。
やり返す言い返すって疲れますし勇気もいりますけどね。
やってみると意外と『これでいいのか』と思えたりもします。
是非、勇気持って一言言ってやってください。