『このまま仕事を続けていいものか…』と悩んでも、実際に行動に移すのには勇気や体力がいりますよね。
そのため結局は、日々悩みを抱えながらも何となく今の仕事を続けているのではないでしょうか?
しかしながら、大きなきっかけがあると『やっぱり続けるべきか悩む…』といったようにまた考えてしまうのでは?
『このまま仕事を続けていいものか?』私も会社員だった当時この葛藤に苦しみました。
その後退職し現在はフリーで生活していますが、この記事では、仕事を続けるべきかの悩みに対して私なりの考えを書いていきます。
参考になったら嬉しいです。
私は辞めて正解でした
最初に言えるのは、私は辞めて正解だったということです。
私が辞めた理由は、『このまま続けていいのか…』という漠然としたもの以外に職場の人間関係もありましたが、そういうものもすべて含めて思い切った決断をして正解でしたよ。
もちろん、何の準備もせずにいきなり辞めたので、フリーになった当時はかなり大変でしたけどね^^
それでも、会社を辞めた途端にあらゆるものから解放されたためスッキリしましたし、その瞬間に『仕事だけの毎日は良くなかったんだな』と気づきました。
なので、このまま仕事を続けていいのか?と思っているのなら、真剣に考えてみた方がいいですよ。
それに『辞めてどうする?』とか『生活が…』と思ってしまうと前進できないので、そうではなく『自分が本当にやりたいことは何か?』と考えた方がいいかもしれません。
仕事って人生に長く関わりますからね。
本来なら、最も快適性を求めるべきなのかもしれません。
悩みながら続けても良い仕事はできない
何より私の場合、悩みながらだと良い仕事ができなかったように思います。
もちろんやる気がなかったとか仕事をしなかったなど、周りに迷惑をかけるようなことはしませんでしたし日々やるべき仕事に向き合っていました。
しかし自分の中で『やってやる!』という意欲がなかったため、結局楽しくないですし、精神的にも『このまま続けてていいのだろうか?』という漠然として不安や悩みのようなものを抱えていました。
そんなこともあり、当時の私はどんどん元気をなくしていったように思います。
『自分がやりたいのはこれではない』と何となく認識しながらそれを続けていたわけですから、知らず知らずのうちにストレスがたまり最終的には体調を崩してしまったのです。
なので、『このまま続けていいのか?』と悩んでいる時って色々自分を気遣った方がいいように思います。
レールの上に居続ける必要はないはずなので、最良の選択ができるといいですね。
仕事をするなら前向きの方が良い
仕事をするなら前向きになれた方が良くないですか?
私はその方が全然良かったです。
『大変だな』『辞めたいな』と思いながら続けるよりも、『ここを目標にする』『明日もやってやる』といったように常に前向きになれる仕事の方が良い結果を生むのではないでしょうか?
もちろんこういうのは人それぞれで、『仕事と割り切って淡々とこなした方が楽』という人もいますし、『仕事に楽しさは不要』という考えの人もいます。
なので当然正解はないのですが、私の場合『楽しいと思えることを仕事にする』これが当たりだったようです。
一方で、会社員当時の私には『楽しいと思えることを仕事にする』という発想はありませんでした。
その頃は、仕事に対して『こうあるべき』といったような考え方さえ持っていなかったんですね。
なので、もしかしたら今のあなたも、自分が思っている正解が真実とは限らないですし、もっと合う方法があるのかもしれません。
何より、続けていいのかと悩むということは先について考えたい証拠ですから、自分が出しているサインを逃さない方がいいかもしれませんよ。
10年後を想像してみよう
『10年後今と同じ生活をしていたいか?』これも、多くに対しての判断基準になりますよ。
実際に私も、10年後も同じ生活がしたいかと考えた時には『NOである』と即答だったので、それも辞めるきっかけになりました。
私は朝から晩まで仕事で、やりたいことが真面にできない生活だったので、それを10年後もしているなんて受け入れられませんでした。
会社員当時は、早く仕事が終わったらまっすぐ帰るか飲みに付き合う程度だったので、何一つ目標がない生活だったわけです。
それをこの先10年以上なんて耐えられないと思ったわけです。
あなたはどうでしょうか?
『今の生活も悪くないな』と感じられるようならば慎重になった方がいいでしょうし、『絶対に無理』と思うのならば答えは出ているのかなと感じます。
いずれにせよ、会社は人生の面倒までは見てくれませんし同僚も友達ではありません。
なので、重要な事柄は自分で決断した方がいいです。
自分の将来設計と今のままなら確実に訪れる未来が合致しないのなら、早々に対処すべきなのかもしれませんね。
失敗は恐れない方がいい
『今の仕事、このまま続けていいのか…』と考え込んでも、最終的に行きつくのは転職や独立に対するリスクなのでは?
これは当然考えると思います。
確かに、『転職をして今より大変になったら…』とか『独立をして完全に失敗したらどうすればいいんだ?』と考えますよね。
それはとても分かるんですが、『疑問や不安を抱えたまま続ける』これもリスクの一つと言えるんですよ。
例えば現在の仕事が合わない場合、それを無理して続けていたらどこかで結局辞める羽目になるかもしれませんよね。
あるいは、合わないからこそ結果が出せず、辞めなくても今より状況が悪化する可能性もあります。
脅すようなことを書いてしまいましたが、要するに『方針転換だけがリスクではない』ので、そこは十分に考えた方がいいように思います。
例えば私の場合、あのまま会社員を続けていたら、給料こそ支払われたものの社内では完全に邪魔扱いされる存在になっていたように思います。
あの頃は、基本的な業務はしていたものの向上心がありませんでしたから、年を重ねるごとに居場所がなくなっていったのでは?と想像しています。
そうなった場合、私の性格上結局辞めるとか転職などをしていたでしょうから、その点でも『続けた方がハイリスク』だったわけです。
こんな風に、会社を辞めることだけがリスクとは限らないので、『続けていいのか?』と悩んでいる時には、本当のリスクを見極めた方がいいように思います。
他人の意見は無視するべき
ちなみに、仕事関係で悩んでいる時には他人の意見は無視した方がいいですよ。
先ほども書きましたが、同僚などは友達ではありません。
そのため相談をしても、『こちらを思ってのアドバイス』なんてほとんどなく、たいていが自分の都合で話してくるので私は聞かない方がいいと思います。
例えば、あなたに辞められたら自分が忙しくなる人は、無条件に『辞めない方がいい』と言ってきますよね。
反対に、あなたがいない方が好都合の人は『やりたいことをやるべきだ』と背中を押してきます。
職場関係者なんてこんなものですから、相談をするのならば全く関係がない友達を選びましょう。
何より、他人の意見によって自分の人生が決まるなんて嫌じゃないですか?
ましてそれが思惑でしかなかったら大迷惑でしょう。
なので、こういう時には決定事項だけ伝えた方がスムーズです。
ただし、独立するなら基礎を作ってからが理想
『このまま仕事を続けていいのか?』と悩んだ時に対して経験から感じたことを書いてきましたが、もし独立するのならば、基礎を作ってから会社を辞めた方がいいですよ。
私は何の準備もせずに辞めたため、当然最初の頃は大変でした。
なので理想は、最低限の収入をフリーとして稼げるようになってからが良いように思います。
そのためには、本当にやりたいことは何かとかどうやって収入を得るかなど計画する必要がありますし、その辺を固めてから退職した方が当然いいですね。
一方で、『どうしても続けられない』というのならば先のことなんて考えずに辞めるのもアリのように思います。
というのも、仕事だけが人生ではありませんから、そのために苦しみ続けるのは違うはずです。
なので、毎日通うのが苦痛で仕方ないようならば、取りあえず辞めてその後はこれから考える、こんな方法もアリかもしれません。
最後に
日本の場合、『仕事を変える』ということに一大決心を要しますよね。
終身雇用が当たり前だった背景があり、特に親を見て育ってきたわけですから『辞めるのは違う』と感じてしまうのでは?
しかし、今は時代が違います。
そもそも終身雇用ではなくなりつつあるし、人工知能の普及次第で今後世界がどう変わるかも分かりません。
そんな状況ですから、『続けていいのか…』と葛藤を抱えながらも毎日職場に向かい続けるのは私は違うのかなと感じるわけです。
近い将来、人間の寿命に関しては伸びるのかもしれませんが、それでも日一日生きることは何ら変わらないわけです。
要するに、『必要な選択があるなら早めにしないと損失である』この事実はいつの時代も同じです。
もちろんこのテーマの正解を知るのはあなたのみです。
なので、今何を考えこれからどんな決断をするべきか、十分に考え尽くした方が良いかもしれませんね。
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