突然、絶望的な感覚に陥ることもありますよね。『昨日まで楽しかったのに、今日は強烈に絶望的』といったように、どうやっても楽しい気持ちに戻せないような状態。
こんな時には、どうすれば抜け出すことができるのかと考えてしまうでしょうし、しばらくの期間全くダメだったり、最悪の場合『もう無理』と思ってしまうなど、絶望感に陥ることは、決して軽く見ていいことではないはずです。
この記事では、絶望感から抜け出す方法をお伝えします。
具体的には、
1.頑張ることをやめる
2.自分について考える
これらが抜け出す方法です。
私自身、何度も絶望的な気分になったり復活したりを繰り返していました。
昨日までやさっきまでは楽しかったのに、急激に絶望的な気分になることもありましたし、上手くいかないことがきっかけで絶望することも何度かあったので、それらの経験を踏まえて、抜け出す方法をお伝えしたいと思います。
頑張ることをやめる
私の経験上、絶望感に陥った時には、全ての頑張っていることを一旦止めてしまった方がいいです。
というのも、絶望的な気分で何かに取り組んでも集中できなかったり、気持ちを高めようとしても難しい可能性があります。
ボートで激流を上るようなものですから、それでは疲れてしまうわけです。
ならば、『今は頑張らずにリラックスしよう』と割り切って、大きなものに対して疲れてしまっている自分を休ませてあげた方が、絶望感から早く抜け出すことができます。
私の場合、失敗をしたりある事象に絶望したら、とにかくダラダラします。状態によっては、動くことさえ面倒なくらいまで絶望的になりますが、そういう時でも『頑張らなきゃいけない』とは考えず、『この状態は一時的だ』と割り切ります。
重要なのはこの『一時的だ』と思えることです。
『絶望しているのは永遠ではなくほんのひと時だから、勝手に抜け出すまではゆっくり休もう』と思えること、これが大切かもしれません。
絶望するのは頑張っているから
また、突然絶望するのは何かを頑張っているからです。
仕事でも勉強でも、達成したいものがあるから頑張っているわけですよね。それが、思い通りにならない時にこそ絶望感に陥ってしまうのです。
ですから、十分に頑張っている自分に気づいてあげることも大切です。この段階だと『まだまだこの程度ではダメ』とか『このままじゃ何も達成しない』といったように、焦りを持っているかもしれません。
しかし、その焦りがあると、上手くいかなかった時には絶望します。
ポイントは、『この仕組みを理解すること』です。
つまり、『自分は今思いっきり頑張っているから、それが止まってしまった時には一時的な絶望に陥るんだな』と理解するのです。
これを分かっているだけで、安心感が違うはずです。なぜ急に絶望するのか?と全く分からないと不安ですよね?
ですから、一先ずは頑張りをやめてリラックスすること、そして、絶望する理由を知り安心することが、今の時点では大切です。
自分について考える
ここからは、具体的な抜け出す方法です。
リラックスをして絶望の仕組みを知ることができれば、『一時的だな』と安心できますが、『どのようにして抜け出すか?』に関しては、また別の問題になってきますよね。
方法は、『自分のこの先について考えること』です。
先ほども書いた通り、あなたは今、何かに対してものすごく頑張っています。その全力で突き進んでいるものに対して、『このやり方を続けていて正しいのか?』とか『これからはこうした方が良さそうだ』といったように、軌道修正や再確認をするのです。
これをすることで、絶望感から抜け出すことができます。
なぜ抜け出すことができるのか?それは、
・今の方法が正しければ自信を取り戻せるから
・軌道修正をしたのならばそれが自信になるから
です。
絶望感が一時的なのは、『我武者羅に頑張っていたことが、考える時に到達したから』です。つまり、『一度休んで考えよう』と脳が指令を出しているようなもので、それが、頑張りを止めるからこそ絶望的な気分となって押し寄せるのです。
従って、捉え方次第では悪いことではなく、むしろ『次に進む良い機会』です。
事実私は、絶望感から抜け出した時は、たいてい進化しています。
ですからあなたも、絶望的な気分になった時にこそしっかり考えてみて下さい。自分の今後とか、今やっていることとか、再確認をして、必要ならば軌道修正をしましょう。
そうすれば、もっと強くなって復活できます。
従って絶望感から抜け出す方法は、『今のやり方でいいんだ』『こうすれば大丈夫だ』とさらに自信を高めることです。
これができれば、一時的にどん底な気持ちになってもすぐに復活できるようになります。
私自身、以前は一度ダメになると1週間以上続きましたが、現在は、何かあってもすぐに復活できます。
『絶望→一時的という理解→考えることで自信の再確認』この作業が習慣化すれば絶望感は怖くありません。是非身につけてみて下さい。