『いつ会っても喧嘩ばかりで別れるのも時間の問題』、現在のパートナーとの交際に、こんな不安を感じていませんか?
喧嘩ばかりだと楽しくないですし、何度話し合っても平行線にしかならない場合も多いため、疲れますよね。
そうなると『別れた方がいいのかな?』と感じることもあるはずです。
実際のところ、喧嘩が多いカップルはダメになる傾向もあるようです。一方で、全てがそうではないです。
従ってこの記事では、『何は良くて、どんな状態ならば別れるべきなのか』について、様々な状況を例に書いていきます。
好きならば、別れる選択はしたくないでしょうが、冷静に考えると『それが最良の判断』になる可能性もありますので、喧嘩ばかりになっている時には、交際を、客観的に見てみるべきと言えるでしょう。
喧嘩ばかりのカップル 問題点
『別れるべきかどうか』これを知るためには、カップルの問題点を知るべきです。
なぜ喧嘩ばかりなのかをまず考えることで、『続けるべきかどうか』が見えてくるわけですね。
また、喧嘩ばかりになってしまう理由はある程度共通していますので、以下ではそれを紹介していきます。
どちらも好きじゃない
衝撃の事実かもしれませんが、喧嘩ばかりのカップルには、どちらも相手を好きじゃないから喧嘩する場合があります。
おかしな理屈だと思うでしょうが、好きとはとても曖昧で、自分が思い込んでいるだけだったり、状況的にそう言い聞かせているだけの場合もあります。
例えば酷い話ですが、『女性を妊娠させてしまった』この状況で産みたいと言われたら、本当は好きではなくても、『俺はこの女が好きなんだ』と言い聞かせ、その後の人生を諦める人もいるわけです。
また恋愛経験がない男女ならば、『キスをした=付き合わないといけない』くらいに考える可能性もありますし、『身近にいるから好き』と勘違いすることもあります。
このように、本当は気持ちなんてないのに付き合っていたら、当然喧嘩ばかりになります。
なぜなら、自分でも気づかない内面的な部分では、『この相手とはもう別れたい』と思っているからです。
要するに、デートしたり話を聞いたり、一緒にいる時間そのものが『無駄』と気づき始めているからこそ、訳も分からずイライラし喧嘩ばかりしてしまうのです。
例えば、本当は行きたくない学校に、無理やり出席するのは苦痛でしかありませんよね。
家でゲームでもしていた方が全然楽しいし、『勉強だって自宅ならするのに』と思うでしょう。それでも強制的に通わされると、徐々にストレスがたまるはずです。
この感覚と同じで、単純に、
・既に相手に飽きた
・そもそも気持ちがなかった
・無意識に拒否している
だから、喧嘩ばかりになっている、これは考えられます。
一方で、カップルの片方だけがこの状態になっている場合も十分にありますが、いずれにせよ、どちらかが『一緒にいたくないから何だかイライラしている』のならば、どう頑張っても継続は難しいです。
従って、あなたはまだ別れたくないとしても、相手が『よく分からないけど怒っている』のならば、それは『無意識には拒否しているが自分でも分からず、多くを我慢している状態』と捉え、潔く別れるのがあなたや相手のためと言えるでしょう。
思い込みが激しい
片方の思い込みが激しいと、喧嘩ばかりになる可能性が極めて高いです。
例えば、
・連絡がつかないから浮気している
・メールの返信がないから嫌われた
など、少しのことで猛烈に思い込み妄想を膨らませる人がパートナーだと、そのカップルは別れる確率が高いわけです。
なぜなら、毎回疑われるのはいちいち面倒くさいからです。
相手にも生活がありますから、『連絡が取れない』『返信がない』この程度は当たり前ですよね?
しかしながら、そう捉えられず、『連絡が来ないのは絶対に怪しい!』と思ってしまう性格だと、衝突の原因になるのです。
要するに、自分の常識を相手に押し付けているわけですから、パートナーとしてはとても気分が悪く、当然反発します。
一方で『怪しい』と思っている側も引かないため、結果的に『会えば喧嘩ばかり』という関係に発展してしまうのです。
例えば、『この前異性と一緒にいたけど浮気だよね?』と問い質し、『ただの友達』と返事が返ってきても、『絶対違う!』と言い返したらその時点で喧嘩になりますよね。
このような話題は数日後にも浮上するため、だからこそ別れる原因にまでなってくるのです。
ではこの『思い込みが激しい』が理由で喧嘩ばかりになっているカップルは、別れるべきなのかどうかですが、答えは『思い込みをする側が改善するしかない』と言えます。
単純な理屈ですが、パートナーはあらぬ疑いをかけられて、さらにそれを何度も言われ続けているため嫌気が差すのは当然です。
従って、もしあなたが疑う側ならば、それを止めることで別れは逃れられますが、相手が疑ってくるようならば別れた方がいいかもしれません。
ここでの問題は、『自分の性格が関係を悪くしている』と気づけるかどうかです。
つまり、疑う側が変われない限りそのカップルの継続はないので、パートナーの妄想が激しすぎるようならば、距離を置いた方がいいかもしれません。
自分のルールがある
それぞれ、またはどちらかが、強烈なルールを持っていると喧嘩ばかりになるかもしれません。
例えば、
・女は黙って家事だけやればいい
・男が金を出すのが当然
パートナーがこんな性格だったら、ウザいですよね?
このようなルールを持つ人は、上から目線だったり、自己評価を高く捉えている傾向があるため、恋愛に限らず嫌われる可能性があります。
要するに、ちょっと偏屈だったり頑固なタイプなので、交際相手がその性格で、さらに自分がしっかり言い返すタイプだと、100%喧嘩になります。
この場合、合わないため別れた方が手っ取り早いです。
というのも、ルールを持った異性と上手くいくのは控え目な性格です。
偏った意見に対しても『はいはいそうですね』といったように流して受け入れ、さらに『その考え方はイカれてるけど、性格全体で見た場合には魅力的だ』といったように、プラス要素もしっかり見抜き、総合的に判断できるタイプじゃないと続けられません。
従って、現時点で喧嘩ばかりになっているのなら、少なくともあなたは、今のパートナーに対しては魅力を感じていない可能性があります。
それならば、思い切って別れてしまった方が新しい恋愛ができますので、感情だけで続けているのなら、冷静になり『未来があるかどうか』を考えた方が良さそうです。
片方が浮気した
『過去に片方が浮気したが、話し合い交際を続けている』これも喧嘩の原因になり兼ねます。
『浮気は許した』といっても、よくあるのが『後になって過去の浮気の話を蒸し返す』ではないでしょうか?
こんなカップルは多いですが、はっきり言って、別れへのカウントダウンです。
なぜなら、蒸し返される側はどうにもできないからです。
浮気した側としては、
・自分が悪い
・謝罪して許しをもらい交際継続
・たまに蒸し返される
この繰り返しです。
こうなると、責められるのは仕方がないが謝罪もしたし許しも得た、『だからどうしようもない』と感じるのです。
浮気された側は、その場では許せても、後になって記憶が蘇るのは多々ありますから仕方ないでしょう。
一方でした側も、『何度も言われてもどうにもならない』のです。
そのため、結果的には喧嘩ばかりしてしまいます。
この場合どうするべきか?
・あなたがしたのならば別れる
・あなたがされたのならば我慢する
このどちらかです。
ポイントは、『過去を完全に消せるか』にあります。
謝罪と反省があればOKな人もいますし、一方で、『どうしても蘇ってしまい無理なタイプ』もいるわけです。
従って、パートナーが無理なタイプならば、相手には悪いかもしれませんが別れた方が今後のためです。
一方で、自分が無理ならば、やはり別れるのが良い選択です。
このように、以前あったマイナスの出来事にいつまでも拘る相手だと喧嘩ばかりになりますし、当然別れも近いです。
ですからそんな時には、我慢したり、別れたら負けなんて思わずに、精神が楽になる選択を心がけましょう。
別れるかの決断
ここまで、様々なカップルの問題点を紹介してきました。
たくさんの状況がありますが、別れるかを決めるには、『自分が変われるかどうかがポイント』です。
相手を変えるのは簡単ではなく、ほぼ不可能と言っていいです。
それに、もしかしたら自分が間違っている場合もあり、にも関わらず変えようとしたら成長がありません。
ですから、『喧嘩ばかりだな』とか『なんだか合わないな』と感じたら、その相手に拘らないのも一つの選択です。
たった一人のために四六時中悩んでしまうのはとてももったいないので、ならば自分が変わる決断をした方が賢いです。
それが『別れる』『続ける』どちらにしても、新しい思考に切り替えてみましょう。
そうすれば道が開けてきます。
従って喧嘩ばかりのカップルの別れ判定は、『自分が変われるかどうか』です。
そして選択肢も二つあり、
『喧嘩ばかりだから好きだけど終わりにする』
『喧嘩ばかりだから好きだし改善努力をする』
のどちらかです。
どちらも『自分が変わる』という選択をしていますよね。
喧嘩ばかりのカップルって、どちらかが感情を譲らない限り変わることはありません。
従って究極的には『喧嘩ばかりだから別れた方がいいのか?』とかそういうことではなく、自身の性格に向き合うことが大切です。
ポイントは、『相手の悪い部分は長所と捉え、良い部分を見ること』です。
これができるとカップルは長続きます。
自問自答を繰り返して、どの選択が正しいかを導き出してみましょう。
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