好きな気持ちとは?友情とは違う特別な感情をレベル別に解説

恋愛疑問

『好きな感覚が分からない』『好きとはどんな気持ち?』といったように、疑問がありますよね。

確かに曖昧で分かりづらい感情なので、『好きな気持ちが分からないなんて、自分はダメなのか…』と落ち込むかもですが、その必要は全くありません。

むしろ、好きと友情の違いがはっきりしていない人の方が多いので心配ないです。

 

一方で、『これが好きな気持ちか』と分かるととても楽しいですし、『この人に抱いているのは単なる友情』といったように自分で分別できると気持ち的に楽です。

ですから、好きな感覚がどんなものかと知っておくのは、これからにおいてとても良いことです。

 

以下では、好きな気持ちについて紹介しています。

これから異性と関わっていくと『これが好きか』と気づく場面がきっとあります。

そのお役に立てれば嬉しいです。

好きな気持ちとは

好きな気持ちとは、『その相手が、他の人とは違って特別になる感情』です。

つまり『好き』とは、『他とは比較にならないくらいたった1人が大事』と思う気持ちです。

一方で友情の場合ですが、例えば異性の親友が3人いても、その中で誰か1人が『ずば抜けて大事だ』とは思いませんよね。

 

このように、好きと友情には明確な違いがあります。

しかしながら、自分の中でそれをはっきりさせるのは意外と難しいものなので、これから、『好きという感情』について、詳細に解説していきます。

気になって仕方がない気持ち

好きレベル☆☆☆☆☆

『特定の誰かだけが四六時中気になる』『ついその人のことを考えてしまう』『見てしまう』など、自分でも分からないけど『なぜか気になる・考える』ようならば、好きの可能性が高いです。

 

というのも一般的に、『理由がない限り誰かについて考え続ける』なんてないからです。

もちろん例外もあり、自分に嫌がらせをしてくる相手のように、本当に嫌いな場合にもずっと頭から離れません。

これはもちろん好きではなく感情的になっているだけです。

 

しかしそうではなく、『理由は分からないけど考えてしまう』のだとしたら、それが好きな気持ちと思っていいです。

例えば複数の異性と遊んだ後に、『一人のことが離れない』のならば、好きなのかもしれません。

このように、気になってしまう感情を持ったら『好きなのかな?』と疑ってみましょう。

 

一方で、この気持ちになっても全てが好きではないです。

というのも、人は印象に残る言動があると、それを発した相手が気になりますし、一時的に頭から消えない場合もあります。

 

よくあるのが、『同じ意見を発した人に共感する』というもので、実際には好きな気持ちとは違うのですが、親近感から存在が消えず『好きなのかな?』と自分で勘違いしてしまうのです。

 

これは単純に、尊敬や仲間意識の一つのですから、そこは区別できた方がいいです。

従って、『気になって仕方がない』と感じても、そのすべてが好きではないですから注意しましょう。

一緒にいるとドキドキする

好きレベル☆☆☆☆☆

続いて、セカンドステップともいえるのが、一緒にいるとドキドキする気持ちです。

 

気になるだけだと曖昧ですが、ドキドキするようならば『その相手は異性として特別』の可能性が高いです。

ですから、常時ドキドキするようならば『これが好きか』と捉えてもいいかもしれません。

 

一方で、その『ドキドキ感情』が分からない場合もありますよね。

これは簡単に言うと『その異性の前でだけ緊張する気持ち』です。

 

例えば、友人たちと会う際には下らない話ができたり、服装や髪型などもそこまで気にならないのに、『ある人物と会う時にだけ意識してしまう』これがドキドキです。

 

その人の前では、下らない話ができなくなったり、格好もちゃんとしていないと会いたくなかったり、『完璧な自分を見せたい』と思うようならば、好きなのかもしれません。

 

ですから、話してみて『魅力的だな』と感じる部分があり、さらに『なんだか緊張する・意識する』と思うようならば、そのドキドキは『好きな気持ち』の可能性が高いです。

 

ただしこれに関しても、それが威圧的な人ならば、また話は変わってきます。

何を言っても否定される一方で反抗できないと、その人物の前でだけ緊張するようになりますから、結果的に『しっかりしていないといけない』と考えるようになってきます。

 

従って、その異性が威圧的・否定的なようならば、ドキドキ感情や好きな気持ちではなく、単純な息苦しさの可能性が高いので、それは十分に見極めた方がいいです。

 

よくあるのが、『挑発的な異性に振り回される』という状況です。

『自分の主張を押し付け、それが通らないと相手を挑発したり悪者にするタイプ』こんな人もいますが、深く関わると、反抗心から追いかけて『好き』と勘違いしてしまう場合があるので注意しましょう。

 

これは、『好き』ではなく『やり返したい』だけです。

つまりドキドキしているのとは違い、勝ちたいからムキになっているだけです。

その場合には冷静になって、どうでもいい相手を心理的に追いかけている自分を、抑えましょう。

また会いたいと思う

好きレベル☆☆☆☆☆

食事やデートをしてみて、『また会いたい』と思ったら、高確率で好きといえます。これまで、

 

気になって仕方がない
ドキドキ

 

と書いてきましたが、ここからはいよいよ、好きな気持ちの核心的な部分に入ります。

 

また会いたいと思えるのは、その相手が特別だからです。

これは、尊敬でも反抗心でもなく、『一緒にいるのが楽しいから』のはず。

 

例えばデートをした後に『次はいつかな』とワクワクするようならば、その時間が楽しかったし、また同じような時間を味わいたいからと言えますよね。

 

ここまでの気持ちになると、たとえ『好きな気持ちが分からない』と思っていても、会いたいという本能が自分を行動させるため前に進めます。

ですから、食事やデートをする機会があった時には、その時の感情に素直になってみましょう。

 

恋愛経験がないと、この『素直になる』ことができない場合があります。

本当はOKなのに、敢えて誘いを断ってみたり、こんな行動をとってしまう可能性もありますが、勇気をもって素直になれると『好き』に自信が持てますので、前に進んでみましょう。

 

一方で、どれだけ会いたいと思っても、ある段階まで進むと『好きじゃなかった』と悟る場合もあります。

たいていそれは、『男女の仲になった時』です。

 

というのも、恋愛においてそこは、『一つの大きな通過点』なのです。

それに、そこを越えると『お互いの本音』が見えてきます。

 

デートの時点では散々盛り上がっていても、実際に一線を越えてみたら『好きじゃなかった』と感じる場合もありますし、原因は『性的に魅力を感じていただけ』だからです。

 

これに関しては仕方がないですし、お互いに良いと思ってしたのならば、『片方は好きだが、もう片方は違った』となっても責めるべきではないです。

 

いずれにせよ、『また会いたい』と思う段階でも100%好きとは限りません。

本気で『この人が好きだ』と確信できるのは一線を越えてからです。

 

それまでの段階は、

 

考え方や生き方に惹かれる
食事等をしてドキドキする
また会いたいと思う

 

までで、好きな気持ちが完成した状態ではなく、自分でも『好きなのかな?』と疑うべき段階です。

 

ですから、本当の好きを認識するには、次のステップに進む勇気が必要なことを覚悟しましょう。

未来が見える

好きレベル☆☆☆☆

交際をスタートさせ、さらに一線を越えてからが、本当に好きかどうかを確認できる時です。

 

何度か関係を持った後に、『このパートナーとずっと一緒に生きていきたい』と考え、さらに『共に暮らしている未来』が見えるようならば、90%好きと言えます。

この状態になったのならば、ほぼ疑う必要はないです。

 

一時的な感情ならば未来までは見えませんから、これは大きな判断基準になります。

ですから、好きな気持ちが分からない時に最も大切なのは『交際をしてみること』です。

 

やはり、深い関係になってみないと『これが好きな気持ちか』と確信するのは難しいため、現状分からないのならば、異性と関わり、デートをしてみて、さらにそこから踏み込んでみるべきです。

 

その結果『好きじゃなかった』場合もありますし、『このパートナーしかいない』と確信することもあります。

従って、『分からないならやってみる』が恋愛の基本です。

どれだけ考えていても答えは出ませんし、異性の友達がいても、意識し合う仲ではないでしょうから、交際こそ大切です。

 

『恋愛は就職と同じ』とよく言われますが、就職も、入社してみるまで実態が分かりませんよね。

事前の調査では『とても良い企業だ』と感じ入社したら、『実際にはブラックだった』これもあるはずです。

 

恋愛も同様に、『好きかもしれない』と思っていたら実際には『違った』と感じる場合があります。

ですから、経験によって『勘』を鍛えていくしかないので、直感した未来が正しいと自信を持てるようになるまで、積極的になりましょう。

究極の好きとは

好きレベル☆☆☆☆☆

『一緒に暮らしている未来』これが想像できても、実は好きではない場合があります。

 

理由は『自己愛』の可能性があるからです。

自己愛とは、『恋をしている自分が大事』という感覚で、要するに、『相手を好きなのではなく、満たされている自分の気持ち』が大切な状態です。

難しいかもしれませんね。

 

例を挙げると、浮気された時に、

 

1.浮気するなんて許せない
2.パートナーにとってそれが幸せならば良い

 

と二つの考え方があります。

 

少々極端な例ではありますが、『1』の許せないは、やや自己愛に該当します。

理由は『自分が傷つけられたのが悔しいから』です。

 

一方で『2』の、『それで幸せなら』と考えるのは、本当に好きな気持ちです。

浮気されてもなお『パートナーが幸せな状態こそ自分も幸せ』と割り切れるのは、真の愛情がないとできないことです。

これが、究極の好きというものです。

 

『本気で好きだ』と思っていても、『実際には単なる自己愛だった』はよくあります。

ですから、好きな人ができた時には、『自分と相手』どちらの気持ちを大切にできるかを、常に秤にかけた方がいいです。

 

一方で、『どこまでを許容するか』がとても難しいのが恋愛です。

『自分を優先したら自己愛になり兼ねない』とはいえ、相手がわがままな場合、むしろ『相手が自己愛でしかない』のですから、この線引きにはとても慎重になるべきです。

 

例えば、『10万円のプレゼントが欲しい彼女と5万円までしか出せない彼』この場合、どちらが我慢するのが正しいのか、我がままを言っているのはどちらかなど、それについては慎重に判断すべきです。

 

彼氏の年収が10億円で、生活に十分なゆとりがあるのならば、10万円のプレゼントも可能性でしょう。この場合、彼氏がケチなだけかもしれません。

 

一方で彼氏が、アルバイト生活をする大学生だったら、彼女のわがままになります。

このように、『自分の主張と相手の気持ちのバランスを考える』、交際ではこれが必要で、何でもかんでも一方的になったら確実に自己愛です。

 

半面、言いなりになってしまうのはまた愛情ではないですから、『無理なものは無理』と言い合える環境を作り、その中で、バランスよく主張していければ、お互いに『100%好き』と言えます。

 

従って、100%好きと確信するためには、

 

未来が見える
自己主張ができる
譲ることができる

 

これらが必要で、どれが欠けるのも良くないです。

 

結婚して幸せな生活を送っている夫婦は、決して『どちらかが優位』ではないです。

精神的に対等な関係を築いており、言い合いや話し合いができたり、お互いに気遣ったりしています。

 

反対に、結婚生活が破たんする夫婦は、一方的だったり話し合いがない場合が多いです。

これらから分かるのは、究極の好きとは、『良くも悪くも気になって仕方がない状態』といえます。

喧嘩をすることはあっても冷めきりはせず、時間が経つとまた仲良くなるなど、その繰り返しです。

これは、相手の存在が気になるからです。

 

ダメになる人たちは、

 

相手のことがどうでもいい
自分にしか興味がない

 

など、初めから『自己愛』の可能性が高いです。

ですから、これから誰かを好きになるのならば、『何かをしてあげたい相手』を選ぶといいかもしれません。

『相手のために何かしたい』この気持ちならば自己愛ではなく『好き』ですから、長く続く交際ができるでしょう。

最後に

『好き』とは、

 

気になる
ドキドキする
会いたいと思う
未来が見える
相手の幸せを考える
相手のために何かしたい

 

などの気持ちが一つになった時に確定するものです。

こうして羅列すると、とても難しいことのように感じてしまうかもしれませんが、頭で考えるよりも、体で覚えていった方が簡単ですから、是非積極的に異性と関わってみて下さい。

またその際には、怖がらない方がいいです。

 

誰かと深く関わるのはとても勇気がいりますし、傷ついたり大きな衝撃を受ける場合もありますが、それでも、『好きな気持ち』を経験する価値はあります。

ですから、男女関係におけるデメリットばかりに捉われて前に進めないとか、『必要ない』と判断するよりも、一度は体験してみるべきです。

 

好き同士になれたら、その瞬間はとても幸せです。

その気持ちは、どんなに情報収集しても分かりませんから、是非ご自身で確認してみて下さい。

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