男性から『好きだけど付き合えない』と言われたこと、ありませんか?
この言葉、意味が分からないかもしれませんね。
・好きならば付き合いたいはずでは?
・付き合えないって?
・好き?違う?どっち?
などのように、疑問だらけになるはずです。
これをプラスに捉えるか?マイナス発言と見るかは人それぞれですが、言葉の奥の奥に隠れた男心まで探っていくと、納得できる答えに辿り着きます。
ちなみに、好きだけど付き合えないと言われたら、『マイナス』と受け止めた方がいいかもしれません。
一般的には、『それはプラスの意味だから、積極的にアピールするべきだ!』とされる傾向があります。
でもそれは、表面的な部分しか見れていない可能性があります。
この記事では、
『好きだけど付き合えないと言う心理』
『奥の奥にある男心や目的』
『言われた時の正しい対応』
などを紹介します。
好きだけど付き合えない 男性心理
まずは、『好きだけど付き合えない』と告白を断る男性の心理です。
それは以下のようになります。
・やりたいことがあるから
・仕事が忙しい
・特定の相手に縛られたくない
・今の関係を壊したくない
など、『本当はあなたのことが好きだけど、○○を優先したいから付き合えない』と言いたいわけです。
例えば、『気持ちは嬉しいし俺も好きだ。でも、今は仕事を最優先したいから付き合えない』
『実は俺も好きだけど、今の友人関係を壊したくないから付き合えない』などのように、はっきり理由を告げる男性もいますよね。
男は恋愛よりも自分優先
男性は恋愛よりも、『仕事・趣味・友人関係』などを大切にする傾向にありますから、その結果『好きだけど付き合えない』という形になることもないとは言えません。
そのためこれを言われた場合、
『そうか…私のことを好きではあるけれど、色々忙しいから付き合えないんだな』
と多少は納得できるかもしれません。
しかしながら、その一方で困惑しませんか?
『でも、私のことを好きなんでしょ?ならば何とかして付き合うことはできないの?』とも思うのでは?
つまり、『好きな異性と相思相愛になったのに、なぜそれを拒むの?』という疑問が生じるはずです。
好きだけど付き合えない本当の理由
相思相愛である以上希望を捨てられないですよね。
はっきり『好きじゃないから付き合えない』と言われたのならば諦めもつくでしょうけど、『好きだけど付き合えない』と言われたら諦められないでしょう。
実はこれが、好きだけど付き合えないと言う本当の理由でもあります。
要するに『あらゆる意味で都合の良い女』にしたいのです。
なので、『好きだけど付き合えない』と言われた時には冷静になった方がいいですよ。
好きだけど付き合えない 奥にある男心
『好きだけど、○○だから付き合えない』『今は付き合えない』などのように、『好き』と『付き合えない』をセットにするのは、
・頑張らせたい
・追いかけさせたい
・都合良くしたい
・体目当てにしたい
これらが本音だからです。
本当に好きなら逃さない
冷静に考えてみましょう。
本当に好きな人から告白されたら『付き合えるチャンス』を逃すでしょうか?
たとえ、目指すものがあるとか尋常じゃないくらい忙しいとしても、それを説明した上でOKすればいい話ではないでしょうか?
例えば、『あなたの予定に合わせるから、それでも無理?』と譲歩しても、このタイプの男性は『それでも、ダメなんだ』と深刻な感じで頑なに断ったりもするわけです。
これはつまり、『好き、ではない』ということです。
好きではないけど逃すのは惜しい
もちろん中には、本当に『好きだけど付き合えない』と考える男性もいます。
でもたいていの場合、『この女は付き合う対象ではない』と思っています。
その一方で告白してきたからこそ、『都合の良い仲にするのはいいな』と下心も捨てきれないからこそ、『好きだけど付き合えない』とピッタリの言葉を持ってくるわけです。
告白する側とされる側では感覚が違う
このケースの場合、告白する側とされる側とでかなり感覚が違うことが多いです。
特に男性は、女性に告白されたら『逃すのは惜しい』と思います。
あなたにとってそれが親友のように親しい友達ならばショックを受けるかもしれません。
特に女性の中には、『異性でも、親しければ下心はない』と断定して捉える人もいますから、『体目当てにしたい』とか、『以前から下心があった』なんて知ったら本当にショックでしょう。
しかしながら、ほとんどの男は女性に下心を持っています。
有無の基準は、『その女性が自分にとって対象かどうか』だけです。
つまり、『外見がNGだったらなんとも思わない』訳ですが、それ以外は基本的に、どんなに親しくても『そういう対象』と捉えてしまうものです。
男は下心と友情の狭間でもがく
一方で、本音では『男女の仲になりたいな』と思いながらも、『この子は仲が良い友達だから』と理性を働かせてセーブする人は多いです。
つまりこの『好きだけど付き合えない』という状況は、
・以前から下心があるが、親しいから欲求を抑えていた
このなんとも言えない悶々とした気持ちの時に舞い込んできた、突然のチャンスなのです。
要するに男性の本音としては、
1.その女性のことが好きなわけではない
2.でも一線は超えたい
3.しかし友達や親しい関係である
4.だから我慢している
5.おっと告白された
であり、ならば『都合良く友達以上の仲になってしまえ』と考える訳です。
好きだけど付き合えないは男の本能
従ってこの『好きだけど付き合えない』を正しく訂正すると、
『異性としてはOKである』
『でも付き合う女ではない』
『体だけの関係は全然OK』
となります。
はっきり言えば、したいけど我慢していた相手が『好き』と伝えてきた訳ですから、下心レベルはMAXです。
そうなれば、友情とかそういう関係性は無視して『楽しんじゃおう』と考えますから『好きだけど付き合えない』と断ります。
これが、奥の奥にある男心です。
もちろん先ほども書いた通り、全部の男性が『こんなの』ではないです。
しかし、こうして計画を立てる人も少なくないので、気を付けた方がいいですね。
好きだけど付き合えないと言われた時の正しい対応
ここまで読んで頂いたら、『好きだけど付き合えないと言われたら、どうするべきか?』はほぼ分かっているかもしれませんね。
しかし、念のため解説致します。
おさらいですが、男がこれを言う目的は、
・体アリの友達や同僚にグレードアップさせるため
です。
もちろん、それがきっかけで真剣交際に発展する可能性がないとは言い切れません。
しかし、現段階では相手に気持ちはないため、『グレードアップ』させるとあなたが苦しい状況になります。
駆け引きに負けないこと
従ってこの場合、『好きだけど付き合えないと断られたら、それ以上関わらない』が正解です。
追いかけさせたいがための発言ですから、男としても、そこであっさり諦められたら『あれ?』と拍子抜けします。
それに、慎重に考えてみてほしいのですが、この断り方は『ずるい言い方』の部類に入るでしょう。
誠実な対応ならば『期待を持たせる』ようなことはしませんから、それをしている時点で相手の意図を見抜く必要があります。
ですから、原則すぐに諦めて、さらに、その後一切連絡を取ってはならないのです。
振った側としても駆け引きをしていて、相手の出方を伺っています。
そのため、以降も連絡が来るようならば、『駆け引き成功!』と大喜びをする訳です。
駆け引き男は引きずらないこと
このように、駆け引きをするような断り方をする相手は、基本的に引きずらないことが鉄則です。
従って今までがどんなに仲が良くても、『好きだけど付き合えない』この振られ方をしたのならば、その時点で縁を切りましょう。
実は、性格があまり良くない人だったのかもしれません。
さらにこの振り方をする人は、たとえ交際できても常に駆け引きばかりを仕掛けてくる可能性があります。
要するに、気持ちで恋愛をせずに打算で動くタイプです。
そういう人が好きならばいいかもしれませんが、合わないと疲れるのでその辺も考えた方が良さそうです。
最後に
好きだけど付き合えない、この一言にもこれだけの意味が含まれています。
男女関係はそれだけ複雑ですし、一般論や自分の都合だけで捉えていると、異性の本音は見えてきません。
重要なのは、『異性のメリットは何か?』を考えることです。
この言動でも、『好き』なのに『付き合えない』となったら何かありますよね?
そこで、『忙しい』とか『目標がある』といったような表向きの事情だけを見ていると、騙されてしまいます。
それらは、異性に向けて都合よく用意したいい訳に過ぎず、実際には『でも、交際じゃなければOKだよ』という本心が隠れているわけです。
これが、異性のメリット、つまり『男が本当に欲しいもの』です。
女性も、年上男性とデートした時に、店の前で『これ買って!』とは言いませんよね?
一方で、『これ、前から欲しいんだけど、私には手が出ないんだー』と呟くことはするのでは?
これは『”僕が買ってあげるよ”、と言え』という意味が含まれていますよね。
このように、異性のメリットや本心を探るようにしていると、騙されなくなります。
ですから、『好きだけど付き合えない』に対しても、プラスだけに捉えて頑張ってしまわないようにしましょう。
本当に好きならばどんな事情があってもOKするのが当たり前ですから、惑わされない意思を持つべきです。
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