やりたいことがあるなら今すぐ会社辞めるべき?退職経験者が本気の考察

『やりたいことがあるから今すぐ会社を辞めたい』と思うこともありますよね。

就職したはいいものの理想と違ったり、新たな目標ができてしまったら会社なんているべき場所ではなくなるのかもしれません。

 

一方で、『だからといって今すぐ会社を辞めていいものなのか?』との迷いもあるはずです。

就職も大変ですが、『辞める』という決断にも勇気がいるため簡単には決められないでしょう。

ですがそのまま迷っていると時間ばかりが過ぎていき、気が付けば『あの時やりたい道に進んでおけば良かった』と後悔するだけの人生になる可能性もあります。

 

そこでこの記事では、退職経験者の私が『やりたいことがあるなら今すぐ会社辞めるべき?』についてできる限りの考察をします。

 

ちなみに私は、

 

やりたいことがある
人間関係の悩み
精神が崩壊寸前だった
そもそも会社組織が合わなかった

 

など、多数の理由から会社を辞めました。

 

もちろん今は辞めて良かったと思っているためこんな記事を書いていますが、いろいろ苦労もありましたし、はっきり言って、『給料を捨てたことに後悔した時期』もあったので、その点も踏まえ書いていきます。

考えたいポイント

やりたいことがある時に考えたいポイントは以下の通りです。

今すぐ会社を辞めてそちらに専念したいとか挑戦しようと意気込んでいる時は、何かと周りが見えなくなっている可能性があります。

 

それだと最悪、『辞めて後悔した』という地獄みたいな状況に陥る場合もありますし、私も辞めてからの数年はそんな感じだったので、『今すぐ辞めたい!』と思っている時ほど先々を冷静に分析してみましょう。

 

じっくり考えて、様々な角度から自分を見つめてみた方がきっと良い判断ができます。

辞めるのは簡単ですが、また同条件の会社に就職するのは簡単ではないでしょうから、慎重さも大切です。

退職後の生活費は?

会社を辞めた場合、第一に考えるべきは生活費でしょう。

これに関しては、

 

現在実家暮らしか
やりたいことのためにどのくらいの金がかかるか

 

などが判断材料になってきます。

 

実家暮らしならば一先ず生活の心配はないかもしれませんが、その場合、会社を辞めてやりたいことを目指す件を親に同意してもらう必要があります。

そうじゃないとさすがに居づらいでしょうし、やりたいことにも集中できないですよね。

 

会社を辞める時に親ともめる人は多いようです。

特に、就職して数年で退職する場合、親世代にはそれが受け入れられず口論になる場合もあります。

年齢も生きた時代も違うため仕方がないことですが、実家で暮らすのならば親のサポートが必要になりますし、何より応援してもらえた方が得なので、これは根気良く説得した方がいいでしょう。

 

一方で一人暮らしの場合、当然その後の生活費という問題があります。

『貯金を崩して暮らしていく』という考えもありますが、経験上相当厳しいため個人的にはお勧めできません。

それに、やりたいことが何かにもよりますが、それに対しても金がかかるでしょうから、『収入ゼロ』というのはいずれにせよ厳しいはずです。

 

ですから、例えば起業するにしても、何らかの形で最低限の収入は確保できるようにした方がいいですし、理想は『安定してから会社を辞めること』です。

例えば今よりも収入が半減したとしても、やりたいことのためならば全然いいと思いますし、稼げる能力があるのならば調整もできます。

 

しかし、一切のスキルなく『退職してこれをやるんだ』『生活費は貯金でなんとかする』という漠然とした計画だと、すぐに資金が尽きてしまったり、やりたいことも思うようにいかずでダメになる場合もあります。

ですから、『会社を辞める時にはまず生活費』この問題を解決しましょう。

会社を続けながらできるかどうか

ここは意外と盲点ですが、そのやりたいことが会社を続けながらでも可能かどうかも考えてみるべきです。

というのも、会社を続けながらやりたいことを実現している人も多いです。

 

特に現在は、多くの企業が副業を認め始めていますから、これから先はそれが当たり前になると言えるでしょう。

それに、『会社を辞めないとできない』というのは思い込みの場合もあります。

つまり現在は、やりたいことや目標に捉われ過ぎて『会社が負担でしかなくなっている』可能性があるというわけです。

 

会社には『給料が出る』という最大のメリットがあります。

ですから、やりたいことのためだけに今すぐ辞めようと考えているのなら、焦る必要はないのかもしれません。

人によっては、『給料という安心があるからやりたいことができる』と捉えますので、その点も含めて考えてみましょう。

現在はどのくらい進んでいる?

そのやりたいことは、現在どのくらい進んでいますか?

もし『構想だけ』『まだ夢でしかない』というのなら、できる範囲で進めてみた方がいいはずです。

 

というのも、実際にやってみることで手応えが掴めますし、もしかしたら『イメージと違った』と感じる場合もあります。

それに、『思ったよりも難しく自分には向かない』とか『これなら今の生活でも全然可能だ』と感じるなど、やってみないと分からないことは多いので、必ず進めてみましょう。

 

『会社員をやりながらではできない』と思うかもしれませんし、それこそ、会社の副業規定に違反するためNGになるかもしれません。

しかしその辺は工夫次第です。

 

例えば違反になるのならば、親のように信頼できる相手に協力してもらい、副業にはならないようにすればいいのです。

実際に収入を得るのが親ならば問題ありませんよね。

 

少しだけでもいいので、感覚は掴んでおいた方がいいはずです。

後で後悔しないためにもある程度は進めておきましょう。

会社を辞めたらどんな生活をする?

これはとても重要ですが、会社を辞めたら自分がどんな生活をするか想像できますか?

やりたいことがあるはずなのでそれをするのでしょうが、今までは『朝から晩まで会社員としての仕事』があったわけです。

朝も決まった時間に起き、会社で強制的に働かされていました。

 

しかし辞めてからは、きっと誰の指図も受けずに自由な生活を送るはずです。

朝だって決まった時間に起きなくていいし、金があるなら遊んでもOKです。

でも『会社を辞める=自由を手に入れた』ではないのは当然分かりますよね?

だからこそ、辞めたら自分がどんな生活を送るのか、明確に想像できた方がいいです。

 

朝は何時ごろ起きて、起きたら何をして、どんな風に収入を得て何を一番に頑張るのか?といったように、日々のルールが確立されていないとだらける可能性さえあります。

 

漠然と『これをやりたい』と思っているだけではまっすぐ進めませんし、今までが『会社員』というレールの上を走っていた分、これからは砂漠を迷走するような状態になり兼ねないので、会社を辞めたらどんな生活を送るのかははっきりさせましょう。

 

私は現在フリーランスですし、同じような境遇の人をたくさん見てきました。

その中で、成功する人や何とかやっていける人は、辞めた直後からやるべきことが決まっているか、あるいはどこかの時点で道が定まっています。

 

一方で、やりたいことがあるからと会社を辞めたものの結局ダメになってしまう人は、遊んでしまったり計画性がないなどが目立ちます。

ですから、『辞めてから自分がどんな生活をするか』これは細かくイメージできた方がいいです。

そうじゃないと危険ですから、しっかり考えてみましょう。

最終目標は?

やりたいことの最終目標はどこか?これもある程度見えていた方が安心です。

起業するにしてもフリーランスになるにせよ、『最終的にはどんな形になりたいのか?』がはっきりしていないと漠然としてしまいますよね。

 

私の場合、会社員時代に『この生活をあと何十年も続けるのか?』と疑問を感じ、『だったら独立して、時間と金、どちらの自由も手に入れよう』と考えそれを最終目標にしています。

もちろんそれを達成するための計画もありますし、やはり現在成功している人たちも、大きなゴールを決めて、それに到達するためのいくつかのステップを作り、一つずつ達成していくようですよ。

 

このように、ゴールを定めることは大切ですし、それが見えない状態で頑張り続けるってしんどいかもしれません。

もちろん最初のうちは、我武者羅に突っ走るのでもいいのでしょうから、『やりながら徐々に見つける』のでも良さそうです。

 

ですが、ある程度の計画性はあった方がいいかと思いますので、『やりたいことに対する最終目標』を決めて、より現実的なものにしてみましょう。

辞めることに後悔はない?

最後に重要なことは、会社を辞めることに100%後悔がないかどうかです。

辞める理由が、『やりたいことがある』という前向きなものならば、特別焦る必要はありませんから、もし多少でも後悔があるようならば慎重になりましょう。

 

少しでも『違うかな』と思うようならば、その不安は的中する可能性もあります。

私のようなフリーランスには、会社を辞める関連の記事を書いている人も多いですが、その中には『辞めることが正解』と言わんばかりの表現をする人もいます。

しかし、会社にはメリットもありますし、起業にも向き不向きがあります。

 

それに必ずしも『やりたいことを選択する人生が正解』とも限りません。

むしろ、その勝負に出て失敗する人の方が多いので、一部の成功者やフリーでなんとかやっている人の情報を鵜呑みにせず、ご自身の直感を信じて行動するべきです。

 

その点で、100%後悔しないと言い切れるのならば辞めていいのかもしれません。

また、フリーになって頼れるのは自分の能力とやる気のみです。

上手くいかない時でも折れない芯の強さを持っていないとダメですし、会社員とは比較にならないほど収入に波があります。

 

その点も含めて、良い判断をして下さい。

今すぐ辞めるのはOK

全体を通して、今すぐ辞めること自体はOKと言えます。

重要なのは、

 

計画性と覚悟

 

です。

 

具体的なビジョンが見えているほど安心ですからそのための計画性と、何重にもなって立ちはだかる壁を登りきる覚悟があるかどうか、これに尽きます。

 

例えばウェブの場合、数年かけてコツコツ積み重ねたものが『たった一つの方針転換』でゼロになる。こんなこともあります。

その時に、またやり直す強さを持っているかどうかが大切です。

 

人生でやりたいことがあるのはとても素晴らしいと思います。

そのためならば、今すぐ会社を辞めるのも良い選択です。

ただし会社ほど、割り切れば安定を得られる機関はないので、そこも検討するべきかもしれません。

最後に

やりたいことがあるなら今すぐ会社辞めるべき?というテーマで書いてきました。

もしかしたらあなたは『絶対今すぐ辞めるべきだ!』『悩むなんて時間の無駄!』と背中を押してくれる内容を求めていたかもしれませんね。

だとしたら、厳しい表現もあり余計に悩ませたかもしれません。

 

しかし、実は悩んで欲しいんです。

背中を押すのは簡単です。でもそれが正解とは思いません。

私がこの記事で伝えられるのは、『可能性と現実』だけです。

 

どんな生き方が自分に合っているかを見つけ出すのにはそれなりに時間がかかるようです。

考え抜いて、最良の選択をしてください。

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