仕事でミスばかりしてしまうと、『何とかして改善したい』と思いますよね。
ミスした時のあの絶望感、私も経験があるので分かります。
一方で私は『あまりミスしない人』と言われていたので、会社員時代に私が心がけていたミスをなくす方法を書きたいと思います。
特別仕事がデキる方ではなかったですが、確かにミスは少なかったです。
なのでもしかしたら参考になるかもしれないので、良かったら読んでみて下さい。
机を綺麗にする
ミスが多いことと机の状態には関連性がないと思うかもしれません。
実際に『机が綺麗だとミスがなくなる』というデータがある訳ではありません。
しかし私の経験上、机を綺麗にすると気持ちがすっきりするためその分ミスもしなくなります。
例えば『散らかった部屋と片付いた部屋』だったら後者の方が居心地が良くないですか?
散らかった部屋では落ち着かず、何かをしようにも集中できない場合もあるかと思います。
一方で片付いた部屋ならば、どんなことでも『さあやろう!』という気持ちになりませんか?
これと同じ理屈で、机が綺麗だと前向きになれますし、頭がすっきりしている分ミスも減るのかもしれません。
もちろん結果は人によりますが、もし今散らかった状態ならば試しに片づけてみて下さい。
またその際には、引き出しの中も整理するとより一層スッキリしてミスがなくなるかもしれないです。
事実私は、引き出しのどこに何が入っているかをいつも把握していましたから、その点でも落ち着いて仕事ができたましたよ。
仕事のミスって、些細な心理状態からこともあると思います。
ごちゃごちゃした環境だと雑な心理になったりもしますから、そうならないためにも、身の回りを綺麗にしてみましょう。
スピードよりも正確性に拘る
普段仕事をする時に『できるだけ早く仕上げなければ!』と思っていませんか?
『早く済ませられないとデキない人』と感じてしまったり、周囲の目が気になって焦ったりしているのでは?
その結果ミスをしてしまうこともあるのかなと思います。
私も以前そういうことがありましたが、仕事はスピードよりも正確性が絶対に大切です。
それに急いだり焦ったりしても、『結果は大して変わらない』のが実際です。
つまり、目の前のこなさないといけない仕事を『とにかくスピードだ!』と焦って取り掛かるのと、『これはこういう仕事だからこういう風にやるのが効率的』といったように考えながらやるのとで、かかる時間は大して変わらないということです。
むしろ、冷静にやった方がミスがない分早いかもしれません。
なので、スピードに拘っているとしたらそれは変えた方がいいですよ。
どんな仕事でも『やり直しナシ』が最も良いはずなので、ゆっくりでもいいので正確性を大切にしてみましょう。
特に、自己評価が低い人は周りの目が気になるためスピード重視になりがちですが、それだと余計にミスをしたりデキない人のように見えてしまうので、どんなに重圧がかかっても落ち着いて作業してみましょう。
また『自己評価が低い=能力がない』とも限りません。
自分では『なんの能力もないダメ人間』と思っていても、周囲からは『アイツはデキる』『すごい』とか思われている場合もあるので、何か得意なものがあるのならば自信を持ってみましょう。
自信は精神的なゆとりに繋がりますし、それもミスをなくす方法でもあります。
第三者に確認する
ミスが多い人は思い込みもあるのかなと思います。
実際に私も、思い込みによってミスをすることが未だにありますので、可能ならば第三者に確認することはミス防止にお勧めです。
いちいち確認するのって面倒かもしれませんが、本来仕事ってチームワークですから確認が基本です。
なので、面倒でも不安な時には聞くようにしてミスを予防しましょう。
それに、何でも一人抱え込んだりこなそうとする確実に限界が来ます。
さらに、自分が上の立場になった時に抱え込む人は『仕事がデキない』と判断されてしまうため、今のうちから確認をしたりお願いをするといった『振り分け』ができると後々のためにもいいかもしれませんよ。
何より、上司だってあなたに確認してきませんか?
『先日の資料はどうなった?』『この前の件はあれでいいんだな』『これはどういうこと?』といったように、自己判断する前に聞いてきますよね?
職場は独自判断の方が少ない場所ですし、そうやってミスを減らしている面もあるのだと思います。
なので、周りを十分に利用しましょう。
得意分野を生かす
これは私も取り入れていましたが、得意分野を生かすようにするとミスがなくなるかもしれません。
私の場合、PC作業や情報管理は得意でしたが対人関係が苦手でした。
ちなみに元職場はどちらの業務もありました。
なので職場の人たちに『PC等が得意です』とさり気なくアピールし、その仕事が優先的に送られてくるようにしていたのです。
もちろんその分PC作業とか管理の仕事は増えますが、一方で苦手な対人関係業務は減らすことができたので、その結果ミスも少なかったのだと思っています。
こんな風に、『これならできる』と思えるものが自分に回ってくるように仕向けられるとミスしないかもしれません。
もちろん職場の性質によっては難しいでしょうが、できるのならばやってみて下さい。
たいていの場合、得意不得意って必ずあります。
『パソコンができる人と苦手な人』『話すのが好きな人と嫌いな人』『腕力がある人とない人』といったように何かしらありますし、細かく探していくと今の職場でも『自分だけの得意分野』を見つけられる可能性もあります。
それに、会社は社員全員で支えているので得手不得手があってもいいはずです。
なので、『こんな得意分野じゃ役に立たない…』とは思わず、あるのならばいろいろ考えてみましょう。
とにかく落ち着こう
仕事のミスをなくしたい時には、とにかく落ち着いてみることが大切です。
気持ちを落ち着かせ冷静になり、『これで大丈夫かな?』と再確認を繰り返せばミスは少なくなっていきます。
ミスすると悔しかったり、笑われでもしたら恥ずかしいですよね。
一方で、そこから『ミスしない人』に進化したら周囲の目も変わりますし笑われることなんてなくなります。
是非冷静に取り組んで、いろいろ見返してやってください。